南アフリカ発祥のフランチャイズレストランのご紹介!
1950年代ごろから、アメリカを中心にフランチャイズモデルが急速に普及してきた。その恩恵を日本であろうが、ここ南アフリカであろうが充分に感じることができる。
消費者は、どのお店においても安定した質の食事を低価格で味わうことができる。
また、生産者側、雇用者側としても効率的に店舗拡大を行い、市場を席巻することができる。雇用も増やすことができる。
ぼくはこのビジネスモデルの渦の中で、その一端をマーケティング担当者として行なってきた。表向きは順調そうに見えても、提供側はカオスな状況で毎日の変化を乗り越えている。
そんなフランチャイズは、国土の広い南アフリカでも健在だ。
前回のケープタウンのレストランに続く飲食店の紹介として、フランチャイズ(もしくは直営)で店舗数を増やして、我々においしい安心なごはんを提供してくれるところをいくつかご紹介します。
【DEBONAIRS PIZZA】|南アフリカ初の食事はここで。
ぼくは、乗り継ぎのためエチオピアからケープタウンに向かった。着いたのが14:30頃でお昼ご飯を食べていなかったので、空港で何か食べようとした。
初の南アフリカにドキドキしつつ、でかいキャリーを引き、警戒心をむき出しに挙動不審に、てそし多くの大きな黒人に圧倒されながら見つけたのがこのピザ屋である。
どうみてもおいしいとしか思えなかったので、スモールサイズのピザを頼んだ。ピザーラのように安定してとてもおいしかった。今でもたまに食べます。
Famous Brands という会社が経営しており、このピザ屋以外にも後述するいくつかのブランドを経営しているようです。
23年7月時点で681もの店舗をオープンさせている。
ちなみに、南アフリカでも最も展開しているファーストフード店は、KFCであるがこれは南アフリカが本社ではない。本社や発祥が南アフリカのファーストフードとしては、ここが最も多いお店のようだ。
そんなお店に、南アフリカにきて最初に食べるとは。
【STEERS】|マクドナルドより南アフリカでは多いハンバーガーショップ
たぶん、まだ食べたことがないのでこのnoteを機にすぐに食べに行きます。
ここも先ほどのFamous Brandsが運営しており、約650店舗もの展開をしている。
南アフリカには、マクドナルドが330店舗なので約2倍もの店舗数を誇る。
【Nando’s】|鶏肉生産量5位による、チキンのファーストフード
南アフリカは、チキンの生産量が世界5位である。(アメリカ、中国、ブラジル、インドに次ぐ)それもあり、スーパーでチキンが安く買える。また、前述したようにKFCが最大のファーストフード店というのもこのような理由がある。
Nando'sは、1987年に南アフリカのヨハネスブルクで設立された。ペリペリチキン(ポルトガル風の辛いチキン)を提供するファーストフード店です。
安価な値段で、サクッとおいしいチキン料理が食べられる。ケンタッキーだと揚げているのだが、コッチは焼いてるのでその分、カロリーは少し抑えられるだろう。知らんけど。
調べたところ、現在はイギリスに本社があり、世界30カ国1200店舗以上を展開しているようだ。
ケープタウンにくる前に、旅サラダでたまたま南アフリカを紹介していた際に知り行ってみたくてUberの運転手に教えてもらって連れてってもらった。
しかし、その運転手曰く、「おれは、Nando'sよりもPedrosが好きだぜ。」と言われ教えてもらったのが、次のPedrosである。
【Pedros】|Uber兄さん絶賛のチキン料理屋
Pedro’s Chickenは、南アフリカに本社があり、Nando's同様にグリルタイプのチキンを提供する。なんと2018年にOPENしたばかりだが、コロナを経て140店舗もの店舗を展開している。
費用もこれで、500円くらいで食べられることができるし、味も良い。
サクッと、節約も兼ねてというときには重宝できる。
【Simply Asia】|安定したタイ料理のレストラン
写真がみっともなくて申し訳ないが、ピザやパスタ系のがっつり洋食は気分じゃないなあという時に利用するのがこのSimply Asiaです。
店舗数は64店舗ほどだが、ぼくがこれまで訪れた地域には、大体あり、Uber利用ができるので割と食べる。トムヤムクンやグリーンカレーは割と日本でも通用すると思うレベルでおいしい。
お寿司やヌードル系もあるので、アジアという店名なのだろう。
【Spur】|ロイヤルホストとかびっくりドンキーてきなお肉のお店
ファーストフードというより、ファミリーレストランとして300店舗以上を展開するのは、Spur Steak Ranchesです。
まさに、日本のファミリーレストランとおなじような雰囲気、料理で子供向けにも食事体験を提供してくれるお店だ。
このお店だけではないのだが、南アフリカのレストランに多いのが、肉を普通のプレートで提供してくるのがぼくは、ちょっと嫌なのです。
日本だと、視覚だけではなく、聴覚で味を楽しませるために、じゅうじゅうな鉄板の上に置かれたお肉を提供し、音でおいしそうを感じさせる。
しかし、南アフリカの多くのお肉提供店は、このようなプレートに肉ドン!!!が多い。もちろん提供時に冷めてはいないものの、はよ食えと言わんばかりの感じがするのです。
でも、味は、おいしいですよ。
ということで、6店舗だけにはなりますが、南アフリカから始まった、店舗数の多いファーストフード系のお店を簡単に紹介しました。
今後、学生の留学先の一つとしてもっと、南アフリカが選ばれることを信じてこのnoteは書いてみました。では。
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