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南アフリカの猫のいる生活。
家に、2匹の猫がいる。名前はわからない。
犬もいる。彼の名前は、Sundy。
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多分シェアハウスをしている同居者9人のうち、猫の名前を知っているのは3人くらいだろう。
でも犬の名前を知っているのは9人だ。間違いない。
犬が人気なわけでも、猫が嫌われているわけでもない。
ただただ、猫の名前を呼ぶことがないので、だれも気に留めていないと思う。
僕は、これまで犬のいる生活はあっても、猫のいる生活を体験したことがない。
南アフリカのこの家にきてから、初めて猫のいる生活をしているが、これが案外心地がいい。
犬派、猫派論争をするとぶっちぎりで僕は犬派の人間であったが、案外猫も可愛いのね。という発見があった。
なんとなく、猫はひっかいてきそうで、こちら側に被害を与える印象がある。
犬も噛むよ、と言われるが、同じ被害でも僕にとって可愛らしさの勝る犬の方が許容できる。
その被害妄想の怖さもまだ僕はもっているものの、うちの猫2匹はそれを差し引いても結構良い。
(実際にやられたことはない)
猫メロメロな方からすると、
その理由は、外見、自由気ままなところや、ツンデレなところ、媚びないところなどがあるようだ。
実際にアメトークでも話されている、その偏狂エピソードが非常に面白い。
そして、僕も一緒に生活して、なるほど。これは良い。となっている。
この子達、距離感の取り方がとても上手だ。
ちょっとこちらが構うとそっぽを向くくせに、なにかと自分勝手なタイミングで、こちらの邪魔をしてくる。
すりすりと寄ってきて撫でられることに満足するかと思いきや、それが無かったことのようにどこかに行く。
ちょっと目を離すと、僕の部屋で日向ぼっこをしている。
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ドアを開けてくれよと促してくるが、開けたら開けたで、さっさとどっかに行ってしまう。
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僕よりもベットの上で寝ている時間が長い。
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最近は、ベットの下にもいる。
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この家には、部屋が8個くらいある。
にも関わらず、毎日日当たりが良いのか、僕の部屋が気に入っているのかずっと僕の部屋にいる。
その片想いに対して、僕も少し心を開いてしまったようだ。
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猫愛狂者や、実際に猫を飼っている人ほど、猫のことを知っているわけではないので、安易なことは言えないが、彼らはちゃんと感情があるんだなと思った。
でも、名前を呼ぶほどには深く関わってこない。
もし名前を呼んだとしても、犬のように、ヘラヘラ寄ってくることもない。
だから、僕も名前を呼ばない、
もう少しずつ彼らのことを観察していきたいなぁと思う。
僕たちを振り回す猫。
いや、振り回す、"だからこそ"その可愛らしさに偏愛している人が多いのかもしれない。
日曜日なので、のんびり平和な猫のお話でした。
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