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「国会」って、結局いつやってるの?いつ見れるの?

政治のことをもっと分かるようになりたい。
大好きな子供たちが、幸せに暮らせる社会になるように。

そんなひとりの母親が調べたことをメモっていく拙いブログへようこそ。

今回は、国会っていつやってるのか?です。
私が政治に興味を持ち始めてから、今でも一番わからないのが、
・国会でやってることをリアルタイム知りたかったらいつ何をみれば良いのか?
・どこを見たら知ることができるのか?
・ニュース以外で情報を取る方法は何なのか?

でしたので、今回はこれらを整理してみます。

予算委員会と国会の1年間

国会の役割として、
・予算を決める
・法律を作る
・条約の承認をする
というのを前の投稿で確認したのですが、前の投稿のトップ写真は予算委員会、じゃあ法律や条約の議論の様子はどれ?と思いました。

そこで参議院のページを見ていたら、国会の1年の流れがあったのでリンクを載せます。

https://www.sangiin.go.jp/japanese/kids/html/shikumi/ichinen.html

リンク先を見ると、1月に国会が開かれて、まずは予算について話し合います。これが3月末ごろまでに衆参両院で話し合われて、4月以降の政策実行のための予算が決められます。
つまり、この投稿をしている今は予算について国会で話し合われている最中です。
ちなみに、国の会計年度については、財政法第11条に「国の会計年度は、毎年四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終るものとする。」 と規定されているため、2024年1月から3月に国会で話し合われている予算の対象は、2024年4月から2025年3月の予算です。

その後、法律や条約の話し合いが、予算が決まった後に行われ、6月末まで行います。
6月末で通常国会は閉会となりますが、会期中に審議が終わらなかった案件は、委員会が開かれて引き続き審査や調査がされます。

10月以降は必要があれば臨時国会が開かれて、補正予算とその関連法案について話し合われます。(補正予算について話し合うことが目的と理解しました。)

11月からは決算をして、12月で閉会となるようです。あれ、この決算とはどこの期間を指すんだろう。

決算の対象時期と会計検査院

例えば、2024年11月からの決算審議の対象になっている会計期間は前年度の、2023年4月から2024年3月となります。毎年の決算は7月末に歳入歳出主計簿が締め切られ、各省各庁から提出された歳入歳出の決算報告書等に基づいて「歳入歳出決算」を作成し、9月の閣議を経て、会計検査院に送付されます。(憲法第90条、財政法第39条)

これを受け会計検査院は、日本国憲法第90条の規定により国の収入支出の決算を検査し、会計検査院法第29条の規定に基づいて決算検査報告を作成し、11月に内閣に送付し、国会に提出されます。

ちなみに、平成15年まではさらに翌年の通常国会(4月)に提出されていましたが、平成15年以降は決算提出時期を早めて会計年度翌年の11月に提出される流れとなっています。

まとめ: 国会が機能したかどうかを、何をみて判断するのか?

今日調べたことからすると、
・意図した項目に予算が割り当てられたのか?
・予算通りにお金は使われたのか?
・意図した法案の提出はあったか?
・実際に法案は議論されたのか?
・意図した条約締結がされたのか?

このような事をウォッチする必要があると思いました。そしてそれらの国会で審議される案件の一覧は衆議院のホームペシにありました。目が回るくらいの件数があります。

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