スペイン滞在記2019年9月27日(金)夜はペーニャへ。これがすごかった…
(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)
前回のつづき。
自習練習したのち、
夜はTorres Macarenaというペーニャに行きました。
観客はほぼ地元民で、
フラメンコを愛する人ばかりの集いです。
これが、、、
素晴らしかったーーーーっっっ!!!!
今で見た中で確実に3本の指に入ります!!!
1部
1.ギターソロ
(EUGENIO IGLESIAS)
しっかり聞けて、
開演前のドキドキとかざわめきが
いい意味で落ち着いた感じ。
2.conカンテ:
グアヒーラ(JESUS FLORES / MIGUEL ROSENDO)
最後のブレリアに一瞬でもっていったのに、
それが超自然。
ハーモニーが美しいのに力強くて、
もう震える震える!!
パルマもすごい!!
やっぱり技術って、大事!!
ギターソロの落ち着きから、一転して明るくなって
会場が和んでいい感じ。
この流れ、日本でも使えるなあ。
グアヒーラの底力を見せつけられました。
3.con バイレ(ELENA OLLERO)
サリーダから度肝抜かれました。
素晴らしかったです。
難しいパソはちょこっとで、
細めの体なのに、
ペソがあって、なにもかもがすごい。
フラメンコは何をやるか、
ではなくて、どうやるか。
それを目の当たりにしました。
ハケ終わるまでを待つまでもなく
観客全員立ち上がり、スタンディングオベーション!
忘れません、このソレア。
2部
1.ギター、カンテ:タンゴ
もー。聞いたことある歌詞ばかりなのに、
素晴らしすぎて、全然別ものに感じました。
ずっとニヤニヤしてしまいました。
声が太いんだよなあ。
それに、歌っているのに「語っている」感。
ああ、言葉にならない。オレー!
2.con バイレ:アレグリアス
この踊手の方、
ソレアみたいな方が得意だなと思いました。
アレグリアスにしては
ちょっと重すぎるというか。
でも、素晴らしかったです。
1部のソレアがあまりに良かったから
観客が始まる前から妙にざわざわしていて
なんか煽っているようで、
それはあんまり良くないなと思いました。
フィン・デ・フィエスタ
会場からカルメン・レデスマと、
ホセ・メンデス登場。
盛り上がらないわけがないです。
自然と「オレー」が出るとはまさにこの瞬間。
頬が緩みっぱなしでした、私。
そういえば、ホセは
1年半前に、自主練習近くのバルで見かけたし、
カルメンにも、
ちょうど同じ日に道で会いました。
近所に住んでるのかな。
興奮冷めやらず、
暗い夜道もなんのその。
それにしても濃い一日でした、
もう胸がいっぱいです。
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