スペイン2018年2月11日(日) スタジオがどこにあるのかわからない
(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)
エディハド航空で成田空港からアブダビへ。
ドバイ観光旅行を経て、スペインへ移動しました。
Festival de Jerez(フェスティバル デ へレス)への参加のためです。
その後、セビージャへ移動。
約2か月の滞在です。
2月11日(日)
晴れ。
朝8時半起床。
日曜日だし、今日は何もしないと決める。
せっかくのスペイン滞在とはいえ、
いつも何かをしようと追われていては
疲れてしまいます。
休憩!と決めて、心が少し楽に。
そうは言っても、
午前中にドバイ旅行のブログをアップして
午後からはメルセデス・ルイス
(有名で超人気のフラメンコの踊り手)の
スタジオがどこにあるかを調べようと散歩。
迷って迷って、
結局「ここがそう」という確証をつかめず…。
お腹も空いてきた…。
それでも頑張って
チキさんのスタジオの場所も探そうとしたけれど、
なんだかパワーが全く湧かず、
今日はもう家にいることにする。
イカのパスタを作って、
ナスとピーマンの炒め物を鶏ガラスープ味にする。
慣れ親しんだ日本の味。美味しい。
instagramをアップして、
youtubeで「ワイドなショー」を見て、
16時50分くらいにソファーで寝る。
起きたら21時30分。
慌ててシャワーを浴びて就寝体制を整える。
(ちなみに、シャワーは最初の3分のみお湯、
あとは水です;)
ベッドで村上春樹の「遠い太鼓」を読む。
何度目かの再読。
私が今回旅に出たきっかけが
そのまま冒頭に綴られていてびっくり。
「ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、
何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。
ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。
とても微かに。そしてその音を聞いているうちに、
僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。」
そう、私も、
遠い太鼓が聞こえてきたのです。
絶対に行かなくちゃという
強い衝動にかられたのです。
でも、来てみて、
現実は全て素晴らしいとは限らないのです。
出発前からの不安も悩みも消えません。
むしろ増大です。
日本に帰って、
毎日の仕事と、あったかいお風呂と、
美味しいご飯がある生活が早くも恋しいです。