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「ありのままで」の本当の意味

とにかく、今は日々思っていることを書いていこうと思う。
ブログは書きながら自分でもこれが言いたかった!ということに気づくことが多い。

今日は私の価値感について。

こちらにも書いた通り、私は家族についてずっと考えてきた。

家族は生まれてすぐに出会う社会の場である。
自分ではない人間との関わりを持つ初めての機会がすぐ訪れるわけだ。

しかし赤ちゃんの頃は共に過ごす家族とは同調しているので別の人間だという感覚も薄い。
手も足も自分のものだという感覚になるのも少し後だ。
この同調という部分はオステオパシーというアメリカでは医師しかできない、人間を総合的に診る医療を勉強した時に実践で体感した。

家族は顔が実際似ているとは別に、何となく雰囲気が似ているとか家族が集まったときに仲が良さそうとかその家族の空気感を感じることがあるだろう。
それは何となくではなく、実際にそうなのだ。

例えばお父さんだけが関わりが薄くてそこに一緒にいるのに家族感をあまり感じないということはよくあることかもしれない。
一緒に過ごしている時間が長い、短い、はあまり関係ない。
その人の心持ち。その家族の一員であるかが重要だ。

家庭で過ごす時間は誰でも、できれば一番穏やかな気持ちでいたいだろう。
リラックスして好きな体勢でいられたり
気兼ねなく本音を話せたり
言葉を発しなくても不快ではなく安定した心でいられると、自然に安心して甘えられるのだ。

子どもは特に誰かに守られていないと命の危険があるので、存続が危ぶまれることには敏感だ。
持って生まれた感覚をフル稼働して懸命に生きようとする。

だから子どもは調和しようとするのだ。
安心を本能で求めるのだ。

実はこれは大人でも何も変わることはなく、本当はずっと持ち続けている感覚なのだ。
ただ、社会生活の中で身に付けた体験によって上書きされてしまい、自分の感覚を忘れてしまっている。

私が保育士と体をケアするセラピストをしながら人間の成り立ちに深く関わってきていつも思うのは、魂のままに生きることの大切さだ。

0歳でも1歳でも生まれ持った個性は確実にあって、最初はそれを全面に出して生きている。
それがすごく美しい。
セラピストとしてお客様の体に触れ、素の状態に戻っていかれると、同じような美しさを感じるのだ。
実際に体の周りでピカッとフラッシュのように輝く様子が見られる。

自分の好きなことを思い出し、その空気感の中に浸っていられると、どんな人も元気になると思う。

私が保育士をしているのとセラピストをしているのは同じ理由で、自分がその美しいエネルギーに触れたいからなのだ。

HSPとか繊細さんであればもちろん、感じる力が強いわけなのでより一層、忘れているその本来のあなたの「質」に気づいて欲しいのだ。
それを持ち続けることは強さになる。
軸になってブレなくなる。

これが「あなたはあなたのままでいい」
「ありのままで」と言われる本質なのだ。












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