見出し画像

ホテルコンドミニアムの選び方

投資としてはあまり魅力がないかもしれませんが、やっぱり値段もリーズナブルでオーナーが自分でも使えるホテルコンドミニアムは魅力です。

そこでホテルコンドミニアムを選ぶときの、私の独断と偏見に満ちた「コツ」をご紹介。

ちなみに私も10年ぐらい所有していました。独立するときに資金が要ったので売ってしまいましたが、お友達や親戚がハワイに来るときに使ってもらっていました。

コツその1:ホテル運営会社の評判をチェック!

そのホテルの全般的な評判をチェックしましょう。利用者のレビューがよくなかったら、考え直した方がいいでしょう。

コツその2:ホテル運営会社の管理下にある部屋の数(%)をチェック!

ホテルコンドミニアムによっては、Airbnbやホテル運営会社以外の外部の賃貸会社が管理している部屋が多いところもあります。そういうホテルコンドミニアムは全体の統制が取れていないので、ビル自体のクオリティが下がる傾向にあります。

私の勝手な意見ですが、ホテル運営会社で管理している部屋が多くて、ホテル運営会社の力が強いところの方が、ビル全体のクオリティが高いと思います。

ただし、自分で管理をしたい、自分でコントロールしたい、というオーナーの場合、ホテル運営会社の力が強いところは、自己管理がしにくいので考えた方がいいでしょう。

コツその3:管理費に含まれるものをチェック!

通常ホテルコンドミニアムの管理費(共益費)には、光熱費全部が含まれているため、プラスで電気代などを徴収されることはありません。ですが、電気代が管理費に含まれていないホテルコンドミニアムもあるので注意しましょう。

また、ホテルは数年毎にカーペット、ベッドカバー、カーテン、家具などを新しいものに交換します。その際にオーナーにいちいち請求する必要が内容に、管理費にこういった「調度品などの交換」の費用に充てることができる「積立金」が含まれている場合が多いのです。

ですが、この積立金が管理費に含まれていないホテルコンドミニアムもありますので、注意しましょう。そういったコンドミニアムでは、家具や内装リフォームの際に別途特別徴収金がかかってきます。

コツその4:収支表が見やすいかどうかをチェック!

ホテル運営会社に管理を任せると、毎月「収支明細書」を送ってきてくれます。

この収支明細書は、わかりやすく、クリアな方が安心です。また、毎月ホテルが徴収する経費の%や金額が、毎月同じであれば安心です。

ホテル運営会社によっては、収支明細書に書かれている「経費」の種類が多く、その経費が何に使われるものなのかよくわからなかったり、その経費の金額が毎月バラバラで、これまたよくわからなかったりする明細書を送ってくるところがあります。経費を全部足してみると、総収入の75%に達することもあり、改めてびっくりすることがあります。

わかりにくい収支明細書を出してくるホテルに運営を任せているコンドミニアムは、要注意です。

コツその5:部屋の大きさを吟味!

自分で使うことを最優先する場合は、その目的に合わせて購入する部屋の大きさを決めるべきですが、収入も確保したい場合は、できるだけ「小さい」部屋にしましょう。

2ベッドルームあるような大きな部屋は、ホテルとして貸す場合、一泊の宿泊料が高くなるので、稼働率がグンと低くなります。大家族でホテルを利用するような場合、普通のワンルームのホテルの部屋を2部屋借りる、というケースの方が多いと思います。

ホテルコンドミニアムを購入する際、収入も見込みたい場合は、スタジオタイプ(ワンルーム)の、小さめの部屋で、購入価格が低く抑えられるものを選ぶのがコツです。

以上、私の勝手に考える「コツ」です。


実際にあった出来事の紹介を通じて、できるだけ役に立てていただける情報を載せています。サポートいただければうれしいです!