オアフ島に走る列車、ハワイアン・レイルウェイに乗ってみよう!
マウイ島で列車さとうきび列車に乗れることは有名ですが、オアフ島でも列車が走っていて、実際乗ることができるのをご存知でしょうか?
それがハワイアン・レイルウェイなのです。
ハワイアン・レイルウェイとは?
昔はオアフ島でも列車が活躍していて、ハワイアン・レイルウェイはその一部を復刻した観光列車。
当時の列車の保存が目的で、非営利団体によって運営されています。
場所はオアフ島西部のカポレイ。
そこからワイアナエのカヘポイントまでを往復約90分かけて走っています。
土曜日15:00発、日曜日13:00発・15:00発のみの毎週計3回の運行です。
駅の場所は?
出発はカポレイにあるコストコの近く。エヴァ地区の田舎風の町に駅があります。
レンタカーがないとなかなか行きにくい場所です。
大々的に看板がでているわけでもないので若干わかりにくいかもしれません。
実際私もそのあたりをぐるぐると迷いました(笑)。
ザ・バスで行く場合は乗り換えが必要です。
まずはチケットをゲット
チケットの販売開始は11:30からです。
到着したらまずはチケットを買っておきましょう。
小さなプレハブっぽい小屋にチケット売り場があり、こじんまりしたギフトショップも併設されています。
Tシャツやキャップなどハワイアン・レイルウェイのオリジナルグッズがありましたよ。
スナックやドリンクも購入できますが、品数が少ないので事前調達をオススメします。
ピクニック気分で参加
敷地内には、歴史を感じさせる列車が展示されていて、ピクニックテーブルも並んでいます。
ここでランチをしている参加者たちもいましたよ。
どこかでプレートランチを買って、ピクニック気分で出発までの時間を過ごすのもいいですね。
列車内では飲食OKですが、がっつりプレートランチを食べるような雰囲気ではなく、スナックをつまむ程度。
ですから、出発前にお食事しておくのがオススメです。
参加者はロコだらけ
出発時間が近づくにつれ、どんどん人が集まってきます。
日本人にとっては知名度が低いので、てっきり空いているのかと思いきや、150人定員の列車は毎回9割程埋まるのだとか。
列車に乗りにやってくるのはロコファミリー(や欧米の観光客)がほとんど。
やはり日本人観光客はとても少ないみたいです。
私が乗った時も日本人は私たち親子だけでした。そんなわけで日本語は一切通じませんよ~。
いよいよ出発
出発15分前になると、検札がはじまります。
昔ながらのチョキンと切符にはさみを入れる方式で、ノスタルジックな感じに拍車をかけます。
さあ待ちに待った出発です。
お世辞にもステキと言えない開発途上の荒野(笑)や街、コストコの横も走り抜けます。
この界隈はハワイ(=ワイキキ)のイメージとはかなりかけ離れていますね。
往路の後半はいよいよコオリナ地区へ
それまでとは一転、リゾートの雰囲気。
視界には芝生のグリーンや空の青が広がります。
マリオットやアウラになども見えますよ。
コオリナリゾートを過ぎると目の前に海が広がります。
このあたりの景色は本当に素敵!
列車の中では英語のみですがガイドがあります。
シャカしまくり
コオリナ地区ではゴルフ場を横断し、町の中心を走ります。
その際ガイドから、周りの車や道にいる人たちにシャカサインをするよう除却に対して指示があります(笑)。
最初は若干照れながらも、シャカしたり手を振ったり…。
するとみんな手を振り返したり、シャカで応じてくれたりするので、こちらもどんどんテンションがあがり、最後はノリノリ(笑)。
とても楽しいですよ。
そして妙な一体感!
折り返し地点に到着
行きのゴールはカヘポイント。
ウォータープラントが目印です。
ここで席替えタイム。
この列車は単線なので、帰りは同じルートを折り返すのですが、両側の景色を楽しむために、海側に座っている人と山側に座っている人がチェンジするのです。
ここでしばし休憩があるので、エメラルドグリーンの海をたっぷり満喫できます。
アイスクリーム屋さんに立ち寄る便もあり!
15時発の便はコオリナステーションにある2スクープスという人気のアイスクリーム屋さんに立ち寄るコースに変わり、アイスクリームライドと呼ばれています。
コオリナステーションに横付けし、各自買いに行く感じです。
何だかワクワクしますよね。
もちろんアイスの味も保証付きですよ。
食べながら帰りの車窓も楽しんでくださいね。
ちなみに、お願いすればここで途中下車させてもらうことも可能だそうですので、コオリナ地区に滞在していてタクシーで列車の出発駅まで来た、というような方はここで降りてもいいかも。
まとめ
ハワイの王道観光にちょっと飽きたり、まったり過ごしたいと思ったら、一度乗ってみてはいかがでしょう?
また違ったハワイが味わえますよ!
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