見出し画像

ココヘッド。ひたすら枕木を登るハワイ過酷なハイキングスポット

ハワイの超有名シュノーケリングスポット、ハナウマベイ。

そのハナウマベイの近くにココヘッドがあります。ハナウマベイへ行く時に左手にある山で、線路のようなところを人が登っているのを見たことがある方もいらっしゃるのでは?

この線路は昔山頂に物資を運ぶためのトロッコのようなものが作られた名残です。

その線路の枕木をひたすら上るのがココヘッドトレイルです。

以前から存在は知っていましたが、ハードそうなので勇気がなかったのを、とうとう挑戦しました。

階段の枕木の数は1048段!

ふもとのKoko Head District Park(ココヘッドディストリクトパーク)からスタートします。

頂上に向かってまっすぐ作られている線路の枕木を1段1段登っていくのですが、その数1048段!

見上げると絶望的な気分になりますよ。

でも100段ごとに休憩を入れれば10回ちょっとで到着です。

ついでに本当に1048段あるのか確かめながら登ってみてはいかがでしょう(笑)。

現時点で何段目なのか、ところどころ枕木にペンキで書いてあるので目印、目標になりますよ。

橋が出現!地面がない。。

ひたすら枕木をのぼっていくトレイルですが、半分くらい登ると橋のようになっていて線路の下に地面がない箇所があります。

ここがとても怖い!

線路の間から下を見るとそれなりに高さもあって、落ちると危険なのです。

携帯電話や車のキー、お財布なども落とさないように気をつけましょう。落としたら取りに行けるような所ではありません。

日本ならきっと立ち入り禁止にするような場所です。

高所恐怖症の方にはとてもじゃないけど無理だと思います(笑)

でもここを過ぎてから振り向くとハナウマ湾がきれいに見えてきますよ!

私は高所恐怖症というわけではないのですが、こわくて普通に立って枕木を歩くことができず、四つん這いで通過しました(下りの時は更に怖かったです)。

後で知りましたが迂回ルートが並行しているとのことですので、ご安心くださいね。

頂上に到着!ご褒美に極上の絶景が。。

だんだんしんどくなるのに、どんどん傾斜が急になるので本当にハード。

最後は自分との戦いですね(笑)。トレイルの横で休憩をとりながら、無理せず頂上を目指しましょう。

休み休み登っても1時間程度で頂上に到着です。ピルボックスがあるのでラニカイのピルボックストレイル同様ここでもピルボックスの屋根に上るのがお約束。

ハナウマベイ、サンデービーチ、マカプウ岬、ハワイ海の住宅街・・・遠くにはダイヤモンドヘッドと、ワイキキのホテル群も見えます。

鯨も見えることがありますよ!

気持ちよい風を感じながら、頑張ったご褒美の絶景を堪能して下さい!

下山もキツイ

下りるだけなので楽かと思いきや、登りでガクガクしているひざに、均一になっていない段差が相当堪えます。

もちろん手すりなどありませんので、景色に見とれたりせず慎重に一歩一歩下りて下さいね。

踏み外したり、引っかかったりするとそのままゴロゴロと落ちて行ってしまいそうな恐怖感。

実際そのような事故も起こっているようですので、お気をつけ下さい。

注意事項

日差しが強いので水は必ず持参して下さいね。

しかも多めに!

枕木が腐っている箇所もあるので足元はスニーカー必須です。

また、滑りやすいので、雨上がりや天気の悪い日は避けた方が良いと思います。

体力のある人はぜひチャレンジを!

私たちを含め観光で来ている人たちだけでなく、トレーニング目的のロコも多いです。

慣れているのか、ダッシュで駆け登ったりしている方もいて驚きです。

7~8才くらいの子どもなら、休憩しつつ何とか頂上まで登ることができると思いますが(実際うちの8才の子供も登ることができました)、幼稚園くらいの子どもにはまだちょっときついと思います。

足元が悪いので年配の方にもあまりおすすめはしませんが、普段から運動していて体力に自信のある方はぜひ一度挑戦してみて下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?