バレーボールウェア
2022年6月25日、
バレーボール元日本代表の酒井大祐さんをお招きして、
地元の中学生向けのバレーボール教室を企画しました。
街の縫製工場が、
トップアスリートを講師にしたイベントを企画する、
前代未聞な取り組みだと勝手に思っています。
コロナ禍が落ち着いてきた今、当社のある京都府舞鶴市で
何か明るいトピックを作りたいと、
地域の企業や団体にご協賛いただいて企画しました。
話したいことはいっぱいあるのですが、
写真のスタッフTシャツを見てほしいです。
この色、見覚えありません?
はい、ボールの色使いをそのまんま服にしちゃいました。
めっちゃ目立ちますよね。
何でこの色なのかって?
テレビ中継でスロー映像が普及してきたころ、
ボールの回転がはっきり見えるようにとか、諸説あるみたいです。
ふと気づきました。
「回転がはっきり見えるように」ということは、
見やすい=注目してもらえる、と拡大解釈しました。
今回のスタッフTには、
ご協賛いただいた企業のお名前を載せているんです。
だから参加者に見てほしいんです。目立ってほしいんです。
この色使いでデザインするにはうってつけでした。
簡単に単色でプリントすることもできたのですが、
せっかく本業の私が作るんだから、手は抜けないぞ、と、
スタッフになってあの服着たい!と思ってもらえる服。
胸を張ってスタッフしてます!と思ってもらえる服。
そんな着るだけで気分の上がる服に仕立てたかったんです。
結果は狙い通り、嬉しいコメントたくさんいただきました。
(お世辞だったりして笑)
縫製工場はどこかのブランドの委託加工が多く、
実際に着てくれた人の声が届くことはめったにないんです。
大量生産なので何が何だかよくわからなくなってきます。
今回は少量ではありましたが、
服を着るシチュエーションを創り出すところから始めて、
自分でデザインして、仕様きって、生地手配して、縫って、
これを着てくださいと着る本人に渡して、
「めっちゃカッコいい!」って言ってもらえて、
その上イベントに参加してくれた人も、
スタッフしてくれている人も、
みんなが目の前で楽しんでくれる、
とてもやりがいのある仕事でした。
服ってやっぱり気分を上げるのに欠かせないモノなんだとも感じました。
バレーボールウェア、絶対に捨てられない、記念の服になりました。
この形、またやります。
こんな思いの詰まった服でクローゼットを埋めていきたいです。
酒井大祐さん、今回ご協力いただいた皆様、
ありがとうございました!
特定非営利活動法人伊丹アスリートクラブ
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舞鶴バレーボール協会
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