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毎月第4火曜日は「シカの日」!

「シカの日」をご存知だろうか。北海道環境生活部環境局生物多様性保全課エゾシカ対策グループが、エゾシカの捕獲対策そして有効活用の一環として、毎月第4火曜日を「シカの日」(4[シ]+火[カ]=シカ)として、エゾシカ肉を多くの人に食べてもらえるようPR活動を展開している。
「シカの日」に賛同する飲食店や販売店などによるエゾシカ料理の提供やエゾシカ肉の販売が行われるほか、各種サービスにも取り組んでいる。

オホーツク総合振興局食堂にもスタミナ焼が登場

全道で「シカの日」に参加している飲食店や小売店は昨年3月時点で363店存在する。網走市では、かつては東京農業大学の食堂でも提供されていたが、現在参加しているのは残念ながらオホーツク総合振興局食堂のみ。
オホーツク総合振興局は網走市北7条西3丁目にある。以前は網走支庁と呼ばれていたが、2010年4月1日に道内14支庁を9地域に再編し、名称を支庁から地域振興局に改める旨の条例案が施行された際に名称が変更された。
食堂は2階の一角にあり、定食や麺類などとともに毎月610円というサービス価格で、シカ肉料理が提供されている。過去のシカ肉料理にはこのようなものがあった。

https://twitter.com/hatugenchu/status/1067253081623080960

https://twitter.com/hatugenchu/status/1077404409724731392

https://twitter.com/hatugenchu/status/1087549246704926720

このように、毎月バラエティに富んだシカ料理が提供されている。今月はこちら。

https://twitter.com/hatugenchu/status/1100238663835766784

注文が入るごとにフライパンで焼いてくれるので、アツアツのエゾシカ料理が楽しめる。スタミナ焼は、エゾシカ肉とピリ辛ソースとの相性が良く、あっという間に完食。小鉢の地元産とろろ芋も良かった。クセがなく、初めて食べる人にもおススメだ。入口で食券を買い、お盆を持って並べばいいだけなので、一般の人でも気軽に入れる。食堂は結構広いので、12時台前半を避ければラクに座れるだろう(いつも開店直後の11時半頃に行くけど)。

毎月「オホーツクフェア」も開催


こちらの食堂では、毎月最終週には「オホーツクフェア」も開催しており、オホーツク産の食材を使った料理が味わえる。例えば昨年8月にはオホーツクサーモンを使った料理が、11月には知床どりがメインの料理が出された。今月は2品提供され、昨日と明日は「ホタテ玉子とじ丼」、28日とさらに3月1日には「網走ちゃんぽん」がメニューの予定だ。
網走ちゃんぽんは、網走ザンギ丼と並ぶ網走の名物で、10年前に長崎県雲仙市と日本一のちくわ作りを競い合ったのがきっかけで交流が始まり、雲仙名物の小浜ちゃんぽんを網走の食材で作ったら美味しいのでは? という発想から生まれた。市内では道の駅流氷街道網走のフードコート「キネマ館」や、お好み焼き「八点鐘」、網走ビール館などで食べられる。店の特色を出した具材でどれも美味しくて、食べ比べるのも一興だが、オホーツク総合振興局食堂ではこの2日間は610円で食べられる。この機会に網走名物もぜひ召し上がっていただきたい。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。