引合方式入門―大阪府債の事例―

今月から「ファイナンス」で地方債の発行方法について説明していきます。初回は、地方債の発行方法について唯一、入札方式が用いられている大阪府の事例を説明します。ご関心がある人は下記よりご覧ください。

202406f.pdf (mof.go.jp)

現在、日本政府は入札方式により国債を発行しています。地方債については主に、シ団方式と主幹事方式が用いられていますが、入札方式を用いれいる事例もあり、大阪府は入札方式とシ団方式を組み合わせた方式を用いています。なお、日本政府は歴史的にはシ団方式を用いていましたが、2000年代に入札方式へ移行しました。詳細を知りたい人は下記をご参照ください。
財務省「ファイナンス」:齋藤通雄氏に聞く、日本国債市場の制度改正と歴史(前編)|服部孝洋(東京大学) (note.com)

来月から主幹事方式やシ団方式について取り上げていく予定です。

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