財務省「ファイナンス」:齋藤通雄氏に聞く、日本国債市場の制度改正と歴史(前編)

本日、財務省「ファイナンス」から「齋藤通雄氏に聞く、 日本国債市場の制度改正と歴史(前編)」という文章をリリースしました。下記のリンクより読むことができます。
広報誌「ファイナンス」 (mof.go.jp)

我が国の国債市場の重要な制度は、主に2000年前後に形作られています。もっとも、その際の議論については意外と文献がないのが実態です。そこで、本稿では、国債を専門とする経済学者である筆者が、国債の制度改正に深く携わった齋藤通雄氏(前理財局長)にインタビューし、それを活字化することで、2000年前後の制度改正の歴史を将来世代に残すことを目的にしています。

インタビューそのものは5時間以上に及んだため、これから2回にわたり、インタビューの内容を紹介いたします。初回は、1998年から2000年にかけた制度改正を中心に議論を展開しています。いわゆる資金運用部ショックや30年債導入の背景などを詳しく取り上げています。

私としては歴史的な内容をきちんと形にすることができて大変良かったと思います。齋藤様に関してはインタビューを引き受けていただき、誠にありがとうございました。後編は来月リリースされるため、ぜひご一読ください。

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