風は強いが。

こんばんは。
沖縄は急に台風の影響が出始めましたね。
明らかに風が強くなっています。
もう今夜とか明日に台風直撃って感じですね。
それは大げさか。
というか今ネット見たら、だいぶ沖縄からは逸れる予報なんですね。
それでこの風か。
本州の皆さんお気をつけ下さい。

さて今日も殴りたい男を載せます。
今日と明日で終わります。
それではどうぞ♪

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『殴りたい男』12

神山:      店員:

女 「うー夜は一段と冷えるなー。あれ、こんなところに屋台のラーメン屋さんあったんだ。ちょうどお腹もすいたし食べて行くか、すみませーん」

神山「いらっしゃいませ」

女 「ここって前からやってました?」

神山「つい先日出したばかりです。ここを見つけてもらえて感謝です」

女 「はぁ…」

神山「ご注文お決まりでしたらお伺いします。いや別に、注文はせずにこのまま僕との会話を楽しみたいだけ、というのならそれでも全然構いませんけど」

女 「あぁ、ははは(苦笑い)ちなみにおすすめのラーメンは何ですか?」

神山「おすすめですか、弱ったな」

女 「え?」

神山「一言におすすめと言っても、それはTPOによっても変ってくるしお客様のタイプによっても変わる。より深くお客様のことを知った上で、あなたに一番合うラーメンをおすすめすることができればそれがベストなんですけどねー」

女 「なるほど…」

神山「まあそれを踏まえた上で神山的なおすすめは、あー申し遅れました。僕神山っていいます。神様の神に富士山の山で神山。ゴッドマウンテンって呼んでもらってもいいですよ」

女 「ゴッド、マウンテン…?」

神山「その神山がおすすめするのは味噌ラーメンですかね」

女 「じゃあ、それを」

神山「ラジャ。あなたのこれまでの人生において未だかつて味わったことのない最高の味噌ラーメンをお作りします。おっと言葉を間違えた。これまでの人生ではなく、これからの人生も含めてのそれでした。これまでの味噌ラーメン達との想い出などを振り返りながらしばらくお待ち下さい」

女 「いや別にそんなに味噌ラーメンの想い出とかないし」

神山「僕が作る味噌ラーメンは、よその味噌ラーメンとは全然違いますからね」

女 「そうなんですか…。何がどう違うんですか?」

神山「何がどう違うかなんて事はこの際問題ではないでしょう。それをいくら僕が語ったところで、実物のラーメンの千分の一も魅力を伝える事はできません。ただその前提で軽くお話させてもらうなら、お客様が味噌ラーメンを注文し、それから僕が全身全霊をこめて作り始める。麺の茹で方ひとつとっても他店とは一線を画しています。麺自身がまるで魂がやどったかのように鍋の中で踊り、しなやかなダンスを舞いながら程よい状態に仕上げ、その後スープとの運命的な出会いを果たす。麺とスープの出会いを祝福するように具が所狭しとトッピングされ、そうやって完成したラーメンをこの僕が颯爽とお客様にお出しする。要約するとそういうことです」

女 「へぇー…。(全然わからんし。まあいいや食べて即効帰ろう)」

神山「こっから長い戦いが始まります」

女 「ん?」

神山「たとえラーメン1杯であろうと一切妥協はいたしません。この1杯に全力を尽くす。そのための手間と時間は惜しみません。それが僕のスタイルでありポリシーでもあります。といわけでまずは味噌ラーメンの命でもある味噌からだなー、じゃあ最高の味噌を探してきますのでしばらくお待ち下さい(はける)」

女 「え?探してきますって今から?!いやいや待てないし、ちょっと、すみません、ちょっとー、どっか行った…。何これ?あーあいつめっちゃ殴りたかったー!」

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というやつでした。
何か終わり方が微妙ですね^^;
いろいろツッコミどころがある悪い終わり方ですね笑
明日のラストはキレイに終わってますように!


サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!