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noteでは過去最長の台本を載せてみる。


皆さんこんにちは。
土日は早めのnoteを意識しております。

今回はこれまでで一番長い台本を載せてみました。
この長さはどうですかね?
読みづらければ今後考えます。

ちなみに台本の中のインタビュアーは、せやろがいおじさんでもおなじみの、リップサービスえもやんがやってくれました。

彼がいたから書けた台本でもありますね。
彼をイメージしながら読んでいただけると伝わりやすいかもしれません!
そんな事ないかもしれません笑

本日は見出し画像選ばせていただきました。
【AngelRabbits 】さんのうさぎのバンドのイラストです♪
とても可愛らしいですね♪
ちょうど台本上の編成とも近いのでピッタリでした!
あ、すみません。【AngelRabbits 】さん的には全然ピッタリではないですよね。。
変な台本に使ってしまい申し訳ありません!

ただ、また機会がありましたらよろしくお願いいたします!

それでは本日の作品をご覧下さい!

ー・ー・ー

『バンドのインタビュー』

インタビュアー:
メンバーA:
メンバーB:
メンバーC:
メンバーD:
メンバーE:

(明転 上手にバンドメンバー5人 下手にインタビュアー 板付き)

インタ「えー皆さんは今月メジャーデビューしたばかりの、レコード会社一    押しのバンドという事ですが、まだまだベールに包まれている部分    も多いのでお一人ずつ自己紹介をお願いいたします」

メンA「じゃあまず自分から」

インタ「お願いします」

メンA「このバンドのリーダーでボーカルやってますシンです」

インタ「ボーカルのシンさん」

メンB「私はキーボードやってます、リーです」

インタ「キーボードのリーさん」

メンC「ギターやってますアキです」

インタ「ギターのアキさん」

メンD「やってますドラム、ノブです」

インタ「ん?倒置法?ドラムのノブさん」

メンE「やってませんベース、タカです」

インタ「やってません?え、やってないんですか?」

メンE「ベースはやってません」

インタ「いや、やってないのは別に言わなくていいんですけど」

メンE「バイトもやってません」

インタ「いやだから、それ関係ありませんよね?え?担当は何ですか?」

メンA「僕はボーカルのシンです」

インタ「いやシンさんではなく」

メンB「私はキーボード」

インタ「リーさんでもなく!」

メンC「僕は・・」

インタ「アキさんでも、ノブさんでもなく!タカさんにお聞きしてるんです    けど」

メンE「どうして僕の名前を?」

インタ「言ったやん!今しがた名前は言ったやん!担当パートを教えて下さ    い」

メンA「僕は・・」

インタ「違う!何回やるつもりや!おいマジかこいつらやばいな」

メンE「質問とかあれば聞いてくださいよ」

インタ「聞いてんねん!さっきから、あんたの担当は何ですか?って」

メンE「おうちではゴミ出し担当ですね」

インタ「聞くか!今の流れでそんなこと聞くわけないやん」

メンE「あと前世占いが得意です」

インタ「それも知らん!ていうか資料にはベースって書いてますけど!」

メンE「あーそれね、実はもうベースはやめたんですよ」

インタ「やめた?何でまた」

メンE「インディーズ時代からずっとベースをやってきました。もちろんメ    ジャーデビューするにあたっても俺の役割はベース。俺にはベース    しかないと思ってました。でもね、ある時ふと気づいたんですよ」

インタ「え、何に」

メンE「俺、ベース弾けねーやって」

インタ「アホやー!何で気づかへんねんおかしいやろ!ていうか他のメン     バーは気づくでしょ」

メンA「おばさん」

インタ「誰がおばさんや!」

メンA「もちろんみんなとっくの昔に気づいてましたよ、タカがベース弾け    ない事なんて」

インタ「だったら言わなダメでしょ」

メンA「その必要はないでしょ」

インタ「あるでしょ」

メンA「だってうちの曲に、ベースのパートなんてないんだから」

インタ「そうなの?!じゃあこいつ最初からいらんやん!」

メンD「それは違うよ。違うよそれは」

インタ「言い換えんでいいわ。何が違うんですか?」

メンD「確かにタカはベースは弾けない、ベースどころか何の楽器もできも    ないし、もちろん歌も歌えない。でもね、それを補ってあまりある    ほどの存在感や信頼感、それもない」

インタ「ないんかい!何やねん」

メンD「さらには将来性もないし、人望もない。金もない彼女もいない生き    てる価値もない!」

インタ「ボロクソ言うな!かわいそすぎるやろ」

メンE「(はにかんでる)」

インタ「はにかんでる!何でー?ボロックソ言われてるよ」

メンD「でもね、タカにはタカにしかできない役割がちゃんとあるんです     よ」

インタ「何ですか?」

メンD「こいつはね、打ち上げの仕切りがうまいんですよ」

インタ「知るか!全然音楽関係ないやん」

メンE「(照れながら)言うなー」

インタ「だから何で照れてんの?全然かっこいいことじゃないよ」

メンE「今日行きます(インタビュアーに、飲みの所作)」

インタ「行くか!ていうかじゃああんたはバンドの打ち上げの仕切り担当っ    て事」

メンE「まあ別に自慢できる事じゃないっすけどね」

インタ「そうだよ、自慢できる事じゃないよ。もういいや、一応音楽雑誌の    取材なんで、いろいろそのあたりの質問していきますよ」

メンA「おばちゃん」

インタ「次はおばちゃんかい、何や?」

メンA「一つ提案がるんだけど、こういうのはどうかな?」

インタ「ん?提案?」

メンA「今からあなたが僕たちに音楽に関する質問をする。それに対して僕      たちが質問に答える。こういう形でいきませんか」

インタ「そのつもりや!何言うかと思えば」

メンB「それは斬新ね」

インタ「どこがやねん、ごくごく普通のスタイルやないか」

メンC「やっぱメジャーは違うね」

インタ「メジャーとかの問題ちゃうわ、今までどんな取材うけてきたんや」

メンD「そうと決まれば歌おうじゃないか」

インタ「何でやねん!どんな流れでそうなんねん」

メンE「あなたの前世は紫式部のアキレス腱です」

インタ「何やそれ!前世占いとかいらんから、で前世がアキレス腱ってどう    いう事やねん!」

メンA「誰もが昔はアキレス腱ですよ」

インタ「違うわ!誰の教えやそれ。もうそんなんどうでもいいから、えっと    じゃあデビュー曲について聞かせて」

メンB「デビューシングルの『アキレス腱レボリューション』は」

インタ「アキレス腱レボリューション?!え、それがタイトルなの?!」

メンB「インディーズ時代から大事にしている曲で、ライブでもアンコール    では必ずこれをやるっていうのをメンバー全員で決めてるんだけ     ど、いかんせんアンコールがおこらないんですよね」

インタ「はず!めっちゃ人気ないやん」

メンA「この曲はね僕が作詞をして、アキが作曲をして、ノブがアレンジし    て、いったんリーがぐちゃぐちゃにして、そしてタカが居酒屋をお    さえて、最終的に僕が外国のバンドの曲をパクってできた曲です」

インタ「最悪やな!ていうかつっこみどころ多すぎるわ!」

メンB「何て言うか、基本的にはバラードなんだけど、聴く人よってはジェ    ラードに感じたり」

インタ「ジェラード?」

メンB「あるいは、メナードに聴こえたり」

インタ「メナード?」

メンB「または、ギルデロイ・ロックハートに聴こえたりね」

インタ「どうしようかなー、つっこもうかなー、やめようかなー、どうしよ    うかなー、つっこむにしても端的に行こうか一個一個ひもといてい    こうか、思い切ってのりつっこみしてみようか、でもなーいずれに    しても絶対うまくはまらないはずなー、最初のジェラードの時点     で、『何でジェラードやねん!ジェラードって、リバプール所属で    イングランド代表のスティーヴン・ジョージ・ジェラードやないか    い!』って一回強でつっこんどけばよかったかなー、でもそしたら    次のメナードで、『メナードって、何で名古屋市中区丸の内に本社    を置く、化粧品・医薬部外品・健康食品の製造・販売メーカー日本    メナード化粧品株式会社が出てくんねん!』ぐらいは言わんといけ    んだろうし、そうなったらその流れでギルデロイ・ロックハートに    も、「ギルデロイ・ロックハートってハリーポッターの第2巻【ハ    リーポッターと秘密の部屋】に登場する『闇の魔術に対する防衛     術』の教授となったハンサムでキザな売れっ子作家やないかって誰    がわかんねん!」的な事は言わんと収拾つかへんしなー、んーここ    はやっぱり無難にスルーしよう。
    なるほどーじゃあ次にですね、って長いわオレ!みたいなねー、は    ははー、いかがでしたか14行の長台詞。いやー僕おもろいで      しょー、ははは。めっちゃ冷ややかな目で見てる!」

メンB「榎森」

インタ「榎森?本名でよばれた」

メンB「OZEの舞台で勝手な事しないで」

インタ「うわー本番中にダメ出しされたー」

メンA「今までありがとう」

インタ「え、クビ?!」

メンC「榎森さんの変わりなんてくさるほどいるんで」

インタ「お前だけには言われたないぞ、後で絶対殴る!」

メンD「オレは好きだよ」

インタ「優しい!やっぱ平安さん優しい」

メンE「やーOZEなめんけよ!!」

インタ「こわ!ベンビーさんこわ!しかもあんたOZEちゃうやん!」

インタ「もう話戻しますよ。えっとじゃあ最後にメジャーデビューするにあ    たっての意気込みなどを聞かせて下さい」

メンA「そうですねー、まあさっきから何度も言ってるように、人生はハ     ニートーストですからね」

インタ「初めて聞いたし意味わからんし」

メンA「まあなんだかんだで、これからもメンバー4人で一生懸命がんばり    ます」(立つ)

インタ「4人?あれタカさんすでに数に入ってないのかなー」

メンE「(はにかむ)」

インタ「やっぱりリアクションおかしいよなー」

インタ「まあじゃあ他にどなたか言いたいことある人いますか?」

メンB「はい」

インタ「リーさん」

メンB「地球上の全人類の体重の総重量と、地球上のアリの総重量がほぼ         同じという話を聞いたことがありますが、私には信じられません」

インタ「知らんわ!何の話だ!そういう事じゃなくて」

メンC「じゃあはい」

インタ「お前はいい」(所作)

メンC「お前はいい(真似する)」

インタ「お前ほんま(殴りかかる)」

メンE「まてまて(全然とめない、むしろけしかける)」

インタ「全然とめてへんやん!お客さん的にもこいつ殴ったほうがすっきり    するかもな」

メンD「ビンテージオルボリンさん」

インタ「誰やそれ!」

メンD「最後に俺たちのデビュー曲『アキレス腱レボリューション』を聴い    て下さい」

インタ「まあまあ一応聴きますよ」

(CDセットして流す所作)

BGM (曲流しながらF・O)

ー・ー・ー
というやつでした。
いやー面白いですね笑
結構身内ボケもありますが、普通に面白いところが多いですね。台本上でも出てましたが、メンバーEは、オリジンのベンビーさんでした。
せっかくなので全配役を言うと、インタビュアーが榎森で、メンバーAは新垣晋也で、Bが金城理恵で、Cが宮平明信で、Dが平安信行さんで、Eがベンビーさんでした。

ここで言うのなら台本上の配役のところに書けって感じですよね笑

これぐらいの長さが問題なければ、またどんどん載せていきますねー。

よろしくお願いいたします!






サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!