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ルートン•タウンホームスタジアム ケニルワースロードの紹介

ブルーズはチャンピオンズリーグとクラブワールドカップを制し、名実ともにクラブの世界チャンピオンとなった。一方、年が明けてからのハッターズは絶好調で、現在チャンピオンシップ8位に位置してPO圏を狙っている。

ただ、去年の対戦との大きな違いはそこではない。
今年はケニルワースロード10356人のフルハウスで、世界チャンピオンを迎える一戦だ。その状況が、雪化粧をした無観客のスタンフォードブリッジとどのくらい違うのかは、対戦当日に選手とサポーターの熱波でそれを伝えるしか方法はないだろう。

ケニルワースロードは、新スタジアムの建設計画のため、向う3年前後で退役を迎えることが濃厚となっている。チャンピオンシップで最も少ない収容人数である"KENNY"最終章にふさわしい試合を期待する。

と、いう事で普段馴染みのないケニルワースロードスタジアムの紹介になります。
*各スタンドごとに紹介しています。
*各スタンドの収容人数はWikipedia表記のものですが足しても10356人になりません。

ケニルワースロードスタジアム
・ピッチサイズ:100.6m×65.8m
・収容人数:10356人
・建設年:1905年
・所有者 :ルートン区議会
・所在地:ルートン/ベッドフォードシャー
・愛称:KENNY

-メインスタンド(4277人収容)
メインスタンドには何本もの支柱で区切られたクラブオフィス、ロッカールーム、エグゼクティブルーム、クラブレジェンドたちのスウィートルームを設置している。全5ゾーンの中でもっともベーシックな作り。

メインスタンド

-デイビッド・プリーススタンド(711人収容)
メインスタンドとケニルワーススタンドとの間にあるファミリー向けに作られたシートでプリース氏の死後1年2008年からこのスタンド名を冠している。

プリーススタンド

-ケニルワーススタンド(3229人収容)
ハッターズサポーターが陣取るゴール裏。この後ろにはクラブのグッズショップが設置されている。こちらも前述のようにピッチとの距離がほとんどなく、マイクがサポーターの声、選手の声を良く拾う。公式の広報担当は動画サイトへのアップがいつも大変だなと思うくらいよく聞こえる。

ケニルワーススタンド
ケニルワーススタンド

-エグゼクティブボックス(209人収容)
このエリアもケニルワースロードの特徴的なシート構成になっている。普通のスタジアムだとバックスタンドにあたる部分だが、その名の通りボックス席となっており、収容人数の少ない大きな原因となっている。
また、とにかくベンチからピッチまでが狭く、テクニカルエリアという概念はない。指示に熱が入るスコット監督やパーカー監督などは、度々ピッチの中に足を踏み入れる。
ちなみにメインカメラはこのスタンド側に設置されるが、構造上ハーフウェイからそれぞれ15mくらいのタッチライン際は写すことができない。

エグゼクティブボックスとベンチ

-オークロードエンド(1800人収容)
こちらが向かって左側がホームサポーター、右側がビジターサポーターが入る構成になっている。オークランドエンドへのエントランスは有名で、民家の連なる一区画から入り階段を登り入場する。ホーム側はブロックFのチケットホルダーが多く、オークロードハッターズとして熱狂的な人々が多めの印象。
上部には電光掲示板があるが、アウェイチームはチーム名は入らず常にVister表記で、得点表記と時間表記のみデジタルになっている。両脇には「Master Chef」というカレー屋の看板が立っていて、全英カレーアウォードのウィナーである、という表記がある。

オークスタンド
オークスタンドエントランス
オークスタンドエントランス
オークスタンドエントランス

近代的な設備はないが、趣のあるスタジアムだ。
良い試合を期待している。
#好きなスタジアム

#私の好きなスタジアム・アリーナ

引用元:Wikipedia
 https://en.m.wikipedia.org/wiki/Kenilworth_Road

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