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【頭でっかちな私がストレスを減らせたわけ! 】 〜カラダの声を信じていい〜


私は幼少期から、
非常に頭でっかちだったと振り返って思います。
もちろん仕事を始めてからも
理屈、理屈で、
どうしたらこうなるのか?
ということをまず考えて行動してしまう、
ある意味では長所でもあったのですけれども、
その一方で、
「人と共感する力」
みたいなものが、
ちょっと未熟だったんじゃないかな?
と思っております。

特に印象に残っているのは、高校の文化祭です。
高校では副会長なんて務めさせてもらったので、
実行委員の中でも、かなり前にぐいぐい出て
やらなきゃいけない立場だったんですけれども、
今振り返っても、
感情が湧き上がる!
とか、
感動する!
とか全然なくて、
感極まって、涙を流しながら挨拶をする友達を見ていて、

自分はどうして、
あんなになれないのかなあと…

ある意味コンプレックスを感じていました。

そんな自分が40代になって、
まぁぶるで子どもの成長発達について学んで、
発達を促すエクササイズに実際に取り組んでみて、

カラダを整えたところ…
感受性みたいなもの、
感覚が鋭くなってきているのを感じています。

そして、
発達支援の尊敬する先生方が
口を揃えておっしゃることがあります。
それは、


「一番ふさわしいアプローチは子どものカラダが知っている」

ということです。
例えば、

・ブランコがやめられない
・砂場遊びがやめられない
そういうお子さんは、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ブランコの揺れの刺激」であったり
「砂が肌につく感覚の刺激」が
必要だったりすることがあります!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そういう子どものカラダからのサインを
見逃さないようにする視点を
今コツコツと学んでいるところです。

これだけ何年も現場にいると
「あの時のあのアプローチはまずかったなあ…」と、
反省させられることも、たくさんあります。

でも、一つ一つの失敗を改善して
次のお子さん、次のお子さんに、
向けていくしかないんですよね。

実際に、子どもの反応をみて
・上下の動きが多い、とか
・回転の遊びが大好きだ、とか
そういったひとつひとつを丁寧に見守ることを通して
その子にふさわしいぴったりの支援が、
だんだん、できるようになってきている気がします。

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人間のカラダって、すごいんです!
知識を得て、頭でばかり考えて行動することよりも、
カラダの声に耳をすませて、
それに素直に従ってみると、
ずいぶん過ごしやすくなるのを、感じています。

私自身がそうだった、ということもありますが、


私のエールプログラム
〜発達の視点でご自身のカラダを整えて
生活の中からストレスを減らしていくプログラム〜
に取り組んでくださった大人の皆さんも、
だんだん、カラダの声が聞こえるようになってくるんです。

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参加者の女性に
「ご自身が心地よいと感じる
様々な感覚のアイテムや出来事を教えてくれませんか?」
と質問したことがあります。

例えば肌触りだったり、
見て心地よくなるものだったり、
好きな香りだったり、
カラダの五感で感じるそんなものをたずねたんですけれども、
その方はなかなか、思い当たらないんですね。
どうしてかというと、
「頭で考えてしまう」からです。
生活の中で、本当にそれでリラックスできるのかしら?なんて、
どうやら、ずいぶん頭を捻って考えてしまったようなんです。

だからただただ、毎日少しずつ、
「今日はどんなことがありましたか?」
「こんなこと試してはどうですか?」
とやりとりをしながら
エクササイズに取り組んでいただくと、
「そういえば、どこどこの温泉のお湯はすごく肌触りがよかったです。」
とか、
「大好きな曲はこれでした!」
とか、
思い当たるところが、引き出されてきたんです♪

人間のカラダってすごい!
今のカラダにふさわしいアプローチで
発達のエクササイズに取り組んで、
毎日の生活の中から、
気がつかずに感じてしまっていたストレスを除いていけば、
カラダの声は、聞こえるようになるんです。

大丈夫、間に合う!!
だって、カラダはそういうふうにできているから!
そんなふうに、改めて、思うんです。


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もし、皆さんの中に、
昔の私のように
ついつい頭でっかちになって、
毎日ストレスを抱えていらっしゃる方、
また、お子さんのこと、
とっても気になるんだけど、どうしていいかわからない、と
考えを巡らせてしまっている方、

まずオンラインで、ご相談を承ります。
実は、
お子さんのことが気になるというのが
「頭でっかちになっているお母さんのカラダの辛さ」
から起こっているというようなことも、経験しています。
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今回は「カラダの声を信じていい!」というテーマでお話しました♪
(2020年9月収録)


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