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別の自分になれると輝く!?

年中さんの頃だったかな…。
保育園で「桃太郎」の劇をやったのです。息子は”おじいさん”の役でした。
それが、とても上手に出来ていて、ついでに時々笑いなんかも取れていて、今でも印象に残っています。あの頃は「多動だなぁ〜」とは思ってはいたものの、発達の凸凹についてはよくわかりませんでした。(私がボーッとしていただけ…という気もしますが)

昨年末、学校で「朗読会」なるものがあり、行ってきました。一年生は「天にのぼったおけやさん」という物語を全員で順番に朗読しました。
私はずっと動画を撮っていて、フィルター越しに息子の様子をうかがっていましたが、フィルター越しにも伝わってくる、息子の過緊張!!
なんとかセリフを間違えずに無難にこなせてはいましたが、あまりの緊張ぶりに心配になりました。。桃太郎の”おじいさん”の時の、見る影もありません。
心配になった私は、後日、スクールカウンセラーの先生にこのことをお話しました。すると、「発達凸凹のタイプの子は基本的にとても真面目。そのままの自分でやろうとすると”ちゃんとやらなくちゃ”と思って、緊張しすぎてしまう傾向があります。その点、何かを演じて、役になりきってしまうと、緊張もせずに楽しく出来ます」とのことでした。

で…。
試しに、「ドラえもん」の朗読をさせてみたら、のび太やジャイアン…役になりきっていました。

息子にとっては、普段の自分のままで何かをするというのは、かなり緊張するということも分かりましたし、他方で、息子の意外な才能を見た気がして、少し嬉しくもなりました。

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