発達障害かも・・・?
初めてそんな風に思ったのは、長女ではありません。
きっかけは、次女。
仕事に悩んだ次女が、ネットで調べ、精神科を受診。
同じタイミングで、仕事に悩んでいたこともあり、次女に仕事の愚痴を言いました。
「長女も同じじゃない?」
そう言って手渡されたのが、発達障害について書かれた薬の説明の冊子でした。
書かれていた内容を読んで、思わず涙が溢れた。
そこに書かれていることが、まさに長女の私が行き詰っていたことばかりだったから。
”普通”のことだって思っていた。
次女が受診する前に、長女は次女に言ったそうです。
「そんなん誰にでも当てはまる。だから、次女は違う」
聞く耳を持たないという態度だったそうですが、次女が当てはまるなら、
長女が当てはまらないわけがない、というくらい不安がありました。
家族に相談しても、家族(父母)はどちらも当てはまるくらい”普通”のことが書かれていました。
次女の話と、説明書きの冊子を見て、そもそも”普通”を疑うところから始まりました。
父や母に言ったって、長女が次女に言ったように信じてなんかもらえない。
だったら、まず”普通”が”普通”なのか知ろう。
ネット上に上がっている発達障害の方のブログや投稿を読んでみました。
でも、浮かんでくるのは「私はこんなんではないし。やっぱり”普通”なのではないだろうか」という想い。
これを書いている現時点で、長女は発達障害かどうか分かっていません。
でも、妹が診断された”今”、可能性としては高いのだなぁと感じています。
発達障害だと思ったことはなかったの?
長女が初めて思っていた、発達障害のイメージのみを書くことにします。
本来のことではありませんので、詳しい記事をアップする前に気になる方は、ググってください。
「「発達障害って、身体・成長の障害ではないの??!」」
言葉のイメージのみで得ていたこともあって、
発達障害って、身体の成長が人より遅いのかなって思ってました。
学生時代に障がい者サポートをしていた人間の発言とは到底思えないような発言ですよね。
(※支援している側の人間がみんなそうではないので、誤解しないでください。あくまで、これは長女自身の話です)
でも、本当にそう思っていたんです。
他の人より少し詳しく支援についての知識として、教えてもらう機会はあった。
それでも、他人事。だから、理解できていなかった。
これが他人事だからなのか。自分自身の発達故なのか。それとも、一般としてそうなのかは分かりません。(発達障害には、注意欠陥という症状があるそうで、”聞いていない”・”聞けていない”ということがあるそうです)
ただ言えるのは、長女自身はそう思っていた。だからこそ、疑ってこなかった、という”事実”です。
発達障害かどうか知ろうと思った理由
次女の話を聞いて、長女が思ったのは、家族(父母、親戚の一部)も発達障害ではないか。と言うか、そうであろう、と思ったからです。
”まとも”な大人なら、”普通”の大人なら、こんなことにはならないのではないか。と言うようなことを、
家族4人とも。なんなら一部の親戚もしている。
そう感じたからです。
「あなたそうだよ!」って言う前に、
「わたしがそうだった」と言う方が、相手も安心するのではないかなって思ったから。
この手の話って、わたしの家族の場合、かなりしづらい話題です。
勝手に、「攻撃された」とか「貶めようとしているんだ」と誤解してしまうような思考回路になってしまうのです。
過剰な防衛本能なのかなって思うのですけど。
お互いに同じ苦しみがあるからこそ、「実は・・・」って話すほうが良いかなって思ったから。
ブログを立ち上げ
このことをブログに書こうと思ったのは、長女と次女が見つけられたサンプルを、自分事として思えなかったからなんです。
きっとこのブログ記事も他人事として目に通す人もいる。
でも、「もしかしたら・・・」と家族のチカラになれる人がいると思うから。
一番身近な家族のチカラになってほしい。
苦しみを苦しんで乗り越えてきた世代が、私の親世代なんだろうなって思います。
長女も次女も、乗り越えた話を聞かされて育った子世代です。
乗り越えるのではなく、自分に合った方法を選べる時代だからこそ、疑いの時点から記事を書くことにしました。
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