京大生なんて赤タン
京大に入るためにあんなに毎日勉強してたのに、
美容院で「どこの大学通ってるん?」と聞かれたら「またか。」とひるむ。
そんな京大生は私だけじゃないはず、ということで今日は、京大生である、ということと膝に赤タンができている、ということは同じフェーズに存在している、という命題を「私は誰なのか」という問いを通じて数学的に証明していこうと思う。
私は誰なのか、ということを考えるうえで、とりあえず私について思いつく特徴をあげてみる。
・爪はちょうどいいピンク色
・今1番ほしいのはトースター
・テニスが好き
・2歳下に双子の弟と妹がいる
・お笑いが好き
・ビューラーは苦手
・カンボジアが好き
・生命線は短め
・母に似ているとよく言われる
・・・
そしてきっと1億個ぐらいある私の特徴の1つとして
・京大生
・今膝に青タンならぬ赤タンがある(私は寝相が悪いので寝てる間にでもどこかにぶつけたにちがいない)
というのも存在する。
それでは早速証明に入ろう。
i)京大生である、ということについて
私⇒京大生 は成り立つ
京大生⇏私
京大生であることは私であるための必要条件であって十分条件ではない。
ii)膝に赤タンがある、ということについて
私⇒膝に赤タン は成り立つ
膝に赤タン⇏私
膝に赤タンがあることは私であるための必要条件であって十分条件ではない。
i),ii)より、京大生であることも、膝に赤タンがあることも、私であるための必要条件であって必要十分条件ではない。
Q.E.D.
だから京大生として見られるのがいや、という人は、
京大生であることも、膝に赤タンがあることも、
私であるための必要条件であって必要十分条件ではない、ということを思い出そう。
キャッチフレーズは「京大生なんて赤タン」だ。
京大生はいま日本に12000人くらいいると思うけど、
膝に赤タンを作ってるのもきっと同じくらいの人数だ。知らんけど。
あなたを形作っている1億個の特性の1つでしかない。
失恋したとしても、は?で終わらせればいいんだ。
相手はたぶんあなたの1億分の1万も知らない。
そう考えたら、
あなたが京大生だったり、
いまだにピーマンが苦手だったりしても、
あなたがあなたであることに比べたら、
アリンコ、いやミジンコくらいのことだ。(これが言いたいがためにこのnote書いた。てのはわりとほんま。)
つらいことがあったら、
「こんなん赤タン。」
「塩タンやったらいいのに。」
「そんなん言いたいんとちゃうねん。アリンコやって。」
「いや、ミジンコ。」(これが言いたくてこのnot以下略)
とか脳内でやってたら終わってます。
ということで今の私にはこわいものなんてありません。以上。
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