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都立中高一貫校を受験してみた我が家の記録①

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2021年、コロナ禍での受検。 「出産と受験は十人十色」だと感じた一部始終を記録に残しています。 子どものお受検情報を必死に収集していた、当時の自分のような人にぜひ見てほしい記事…
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記事一覧

No.009 個人指導の本領発揮!

前回のお話はこちら 学級崩壊再び状態だった学校。かなりの頻度で学校へ行って見守りをしていましたが、授業が授業にならない状態。 先生が注意を始めると授業が進まず。注意をしないでいれば悪ふざけがエスカレートして授業を妨害。 どちらにしても全く期待はできない状態。 学校のことはいっぱい書きたいことはありますが、それはまた別のお話に取っておきます。 そんな状態なので娘の勉強は塾メインに変わっていきました。 (ほんと塾に行っていなかったらきっと受検どころではなかったと思います)

No.008 学級崩壊の始まり②

前回の記事はこちら 初めての模試の結果にちょっと安心したのもつかの間、夏休み明けの小学校は一気に受験モードに突入していた。 地域的に学校に恵まれており、有名私学も国公立も通学圏内にあるからか、夏休み明けは受験勉強ストレスを学校で発散する子どもの多いこと。 最初のうちは「かわいい反抗でしょ?」程度に思っていたのですが、ある日緊急保護者会が招集されました。 「非常にまずい状態です」 保護者会で話す校長の口調はずっしりと重く、辛いものでした。 話の内容は驚くような事ばかり

No.007 塾は決まった!で、母は何する?

前回のお話はこちら 娘とフィットする塾も見つかり、あとは本人が頑張るだけ! んな楽なことになるはずはない(笑) まずは塾と母とで学習計画のすり合わせ。 ついつい先走る母は「過去問を中心に学習を・・・」とお願いしたところ、塾の講師の方に止められました。 「この後半年あるので過去問はまだ早いです。大事なことはそこまでに必要な知識と視野、最も大事なことは文章力です!なので国語を重点的に、読解力、記述力を鍛えていきます。あと理科と社会は知識を増やしていきましょう!そして算数で

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No.006 塾選びは相性が大事なんだな、ほんと。

前回の記事はこちら 7月の夏休み前になり、やっと塾に行くことを決意。 きっと私立受験組からしたら相当遅いのであろうが、ここが間違えるポイントその1だった。 適性検査型の勉強は間違いなく 量 より 質 です。 ネットで検索すると、4年生から塾に行かないと遅いとか、5年生までに6年生の勉強を終わらせるとか、焦るようなことがいっぱい書いてある。 でもでも、それって9割が4教科型対策。 適性検査型は授業でやったことが頭に入っていれば、あとは作文力と観察&思考力。特に後者の「思考

No.005 コロナのおかげ?

前回の記事はこちら 学級崩壊手前だった娘のクラスの授業風景。 ママ友ネットワークで聞いてみると、6年になってからではなく、4年あたりから荒れ始めていたらしい。全く知らなかった自分が恥ずかしい。。。 娘に勉強内容について聞いてみると、学校の勉強は自分ではできていると思っている。とのこと。 母「じゃぁさ、鶴亀算とか、旅人算とか完璧だったりするの?」 娘「え?なんだっけそれ?」 ・・・え? 娘「算数苦手なんだよねー」 それ、早く言おうよ。 ということで、算数を母が教え

No.002 6年生にはなったけど・・・

今日もぽろぽろと書きつづります。 昨日の中学受検ネタの続き。 いきなり余談ですが、なぜ「中学受験」ではなく「中学受検」としているか? それは、志望校の入試が「適性検査」だったからです。 適性検査は学力の力を図るものではなく、その学校に”適性があるか?”を見るためだといわれています。 そのため、都立中学では共通問題と独自問題を準備しており、独自問題は各校の色がうかがえる内容となっているようです。(あくまでも素人肌感覚でですが・・・) 閑話休題 昨日の記事では、我が家ののん

No.001 ゆるーいお受験のはなし

2月9日 今日は都立中高一貫校の合格発表の日 実は我が家も中学受検組。 私が娘に中学受検させようと作戦を練り始めたのは、なんと娘が幼稚園の時。(はやすぎるー) たまたまフリーランスでWebの更新業務を行っていた際、お受験サイトを担当していたことがきっかけ。 「へー、中学受験っていろんなのがあるんだ」 最初の印象はその程度。 毎日毎日様々な学校の特色や入試の結果、進路状況などを調べていたら 「あれ?中学と高校がくっついている都立があるの??なにこれ?」 と気づいた。

No.004 学級崩壊のはじまり①

前回はこちら6月に入り、いよいよ登校再開・・・というか、6年生がやっと始まった。そして、始まって早々いきなり悲しいお知らせ。 <修学旅行は中止になりました> え?えええ???えーーーーーーーーーー! ・・・まぁ、確かに、状況を考えたら、仕方なし。 と、納得できるのは大人です。 子どもたちはそうはいかない。 特にこの学年は「怪獣の集団」と呼ばれており、1年生のころから先生方を手こずらせていた。 荒れるよね。 間違いない。 荒れたよね、相当荒れました。(実は現在進行形)

No.003 親塾チャレンジ

前回はこちら Amazonで購入した10年分の過去問題集が到着。 早速問題を娘と解いてみる。 娘の顔がみるみる曇る。 娘「なにこれ?何きかれているのか意味わからない。(プンスカプンスカ)」 母「まずは問題をよく読んでみよう!ちゃんと読んだらわかるから。」 娘「ちゃんと読んでるよ!意味わからない!!!」 母「ちゃんと読んでないから意味わからないんだよ!」 娘「ちゃんと読んでても分からないの!!!」 母「じゃぁお母さんが読むから、情報の整理を・・・」 娘「もういいっ!お母さ