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No.008 学級崩壊の始まり②

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初めての模試の結果にちょっと安心したのもつかの間、夏休み明けの小学校は一気に受験モードに突入していた。

地域的に学校に恵まれており、有名私学も国公立も通学圏内にあるからか、夏休み明けは受験勉強ストレスを学校で発散する子どもの多いこと。
最初のうちは「かわいい反抗でしょ?」程度に思っていたのですが、ある日緊急保護者会が招集されました。

「非常にまずい状態です」

保護者会で話す校長の口調はずっしりと重く、辛いものでした。

話の内容は驚くような事ばかり。
「本当にそんな中で勉強できているの?」
そんな風に思うくらい、ドラマのような話でした。

先生方方のお願いは、保護者も教室に入ってきてほしいとのこと。
大人の目が必要だいうことなので、早速学校へ。

・・・・え?
今授業中だよ?
なぜ机にトランプ。
上履きをはかずに下履きのまま。
意味もなくカッターやハサミが飛び交う。
そんな算数の時間でした。

受験とか言ってる場合じゃねぇ。

授業も全く機能していない。
先生もお手上げ状態。
ケガ無く過ごしていることが不思議なくらい。

学校の授業は全くあてにならない状況になってしまった。

とはいっても、成績の報告書は2学期の分が対象になってしまうので、できるだけ積極的に授業には参加するよう娘に伝えてはみるが、ケガはしないように上手く避けてほしいと願う日々。

そしてこの頃には誰がどこの学校を受験するのか噂レベルでバレている状況に。

娘と同じ学校を受検する子も結構いたらしく、「絶対に負けないから」とか「あんたは受かるはずがない」とか、子どもの言葉のナイフの鋭さったら・・・。

また、習い事の整理を始め、ピアノ、習字、英語は学習塾に一本化するため9月で全てやめました。
塾に一本化することで本人はエンジンがかかったようです。

学校でバタバタはしましたが、11月の首都模試、そして都立中学の”そっくり模試”を受検することに。
これは絶対おすすめの模試です!!詳しくは次回。


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