見出し画像

あごが消えた朝!?

今日は、私のアレルギーとの蜜月を書いていこうと思います。
遡ることウン十年前。
これがアレルギーとの最初の出会いです。



「プレゼントなにがいい!?」
まもなくやってくる私の誕生日にプレゼントしてくれるらしい。

ほどなくして誕生日がやってきた。
大きな袋に入ったふわふわなやつが届いた。
「やったー!ありがとう!」
本当にそれは私の望みどおりのものだった。
誕生日の夜。
大きなふわふわなやつに顔をうずめて眠りについた。

なんとなく寝苦しく、首回りも違和感がある。
浅い眠りの中、息苦しさを感じつつも朝を迎えた。

ぐっすり眠れなかったけど
「新しい相棒のせいだよね。」
「まだ、慣れてないからかな。」
そんなことを思いながら洗面所に立ち
鏡に映った自分の顔を見てにわかに信じられなかった。

あごがない!!

口から下が真っ赤で(よく見ると小さな発疹の集合体)
首が腫れあがり、あごが消えている。
妖怪のような姿をもう一度見て、洗面所で腰が抜けそうになった。

なにがどうなってこんな顔に????
頭の中で??がグルグル。

とりえあず、近所の内科に行って診察。
抗アレルギー剤を点滴してもらい
夕方には、ほとんどいつもの私が戻ってきた。
戻ってきてくれて本当にありがとう!

「原因がわかるまで昨日までと変えたものはすべてやめておきましょう。」と、医師から提案され後日、アレルギーのパッチテストを受けることに。
今回のあごが消えた原因は【そばアレルギー】であることが判明。

そう、あごを消し去った犯人は
あの大きなふわふわの半そばマクラだったのです。
せっかく誕生日にもらったプレゼントでしたが
一夜だけのものとなりました。

そして、その夜から
私とアレルギーとのただならぬ関係が深まっていくのです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?