Bartok "Bluebeard's Castle" the 6th-door (2)

バルトークの青髭公の城の第6の扉から、比較的バルトークの和声構造が見えやすい部分として、練習番号102をとりあげて、スケルトンを作ってみた。音はこちら

時には長三和音といった耳になじみのある和音に減8度とか緊張をもたらす音を加える①とか③とか、あるいは長三度の平行移動でまとまりをもたせる④、⑥はD7の和音そのものだが、同時にB♭だけでなくFナチュラルも鳴るということで「尋常でない感」を醸し出している。⑦は長三和音の四六の和音だが、すぐにCやGが出てきて混乱させ⑧のようなBとB♭、GとG♭の共存するような和音で置き換えられる。G♭は青髭のパートだが、歌いにくいだろうなぁ…

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