Dvorak Symphony No. 8 Movt. 4 尻切れトンボのトランペット

私は、ドヴォルザークの音楽を愛すること、人後に落ちるものではないと自負しているけれども、この作曲家は基本的に野暮ったい。かつ時々変である。

交響曲第8番の第4楽章の主題の確保が終わって、フルートとトランペットのデュオになるところなのだが、なぜ、そこでトランペットのフレーズを切るのか!実に中途半端である。なぜここでトランペットが突然ぶった切られちゃうの?!フルートは最後まで装飾的なパッセージを吹ききっているのにである!

トランペット奏者も演奏してなにか割り切れないものがのこるのではないだろうか。

そこで、トランペットもフレーズ終わりまで演奏するバージョンを考えてみた。

音はこちら。最初がオリジナル、二度目がトランペットの後半部分を書き加えたもの。私は断然こちらの方が落ち着きがよいと思うが、どうであろうか。


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