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OWL magazineの本がサッカー本大賞優秀賞!!『サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編』


旅とサッカーを紡ぐウェブ雑誌OWL magazine。

2019年2月に刊行して以来、3年。

昨年10月に刊行した『サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編』


なんと……。


サッカー本大賞2022年、優秀作品に!!!




 いやー、流石にびっくりです。いい本を作りたいと思って頑張りましたが、最近非常にレベルがあがっているサッカー本大賞にはちょっと引っかからないかなと思っていました。

 だって、できたばかりの出版社の最初の本ですからね。まだ流通すら整備できていない状況だからです。

 候補作の中には、講談社から出ている芥川賞候補作もあります。なんだとー!!

 講談社から出ている本で、このシンプルなタイトル。王者のサッカーです。 

 あれですよ。我々は地域リーグのクラブなのに、バロンドール候補のクリスティアーノ・ロナウドがいるチームと対戦するようなものです。

 実際に我々の書いた本の中には、J1の浦和レッズ、J2の大宮アルディージャというビッグクラブも登場しますが、WEリーグの浦和レッズレディース、関東リーグのアヴェントゥーラ川口、川口市リーグ2部のCOEDO KAWAGOE F.Cとさつまいーも川越が登場する。

 J1、J2、J5、J11、女子サッカーである。特にさつまいーも川越というアマチュアチームが登場する本は今後登場しないかもしれない(あるいはJリーグ入りしてまわりを仰天させるかもしれない)。
 
 さつまいーも川越というチームに注目したのは、川越名物のさつまいもの名前を冠しているからだ。名物+地名という並びは、カマタマーレ讃岐(釜玉うどん+地域名)を思い出される。そしてカマタマーレといえば能町みね子さんのこの本。



 サッカーにおいて、地元の名産品はとっても重要なのだ。その理由が知りたい方は是非『サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編』をお読みください。

 この本の表紙には、レッドアロー号、NACK5スタジアム、時の鐘、シラコバト、草加せんべい、武蔵野うどん、氷川神社の鳥居、埼玉スタジアム2OO2、ひな人形、さつまいーも、深谷ねぎ、鰻(浦和と川越)、鯉のぼりが描かれています。


 現在は、続編の信州編(長野県編)を制作中で、中村の能力限界によって制作が遅れており、3月には出したかったのですが、4月にずれ込むかもしれません。ただ、本はあわてて出すよりもしっかりと仕上げるべきです。本はまだ見ぬ読者の皆様へのラブレター。どれだけ心を込めてもやりすぎということはありません。

 というわけで頑張っています。ちなみに信州編の表紙に何を載せるべきかを今考えています。

 絶対に外せないのが、松本城と善光寺。
 
 アルウィンとUスタ。
 
 後は……。おやき、野沢菜、ライチョウ、信州蕎麦、山賊焼き、山、雷電、リンドウ、みつばつつじ、信州味噌、ホモソーセージ、ビタチク、馬刺しなどなど……。

 信州サーモン、なから、まるちゃんあたりも。イラストにしやすいもの、したら映えるものなどを選んで作ってもらおうと思います。

 次に着手したいのは島根編。島根県へのサッカー旅を猛烈な熱量で書き上げたいと思います。

 WE ARE OWL magazine!!

 この本はOWL magazineのみんなで作った本です。サッカー旅への思いを載せて、続けてきた3年間。その果実がこの本です。

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 あ、ちなみにOWL magazine代表の中村慎太郎、つまり私は、サッカー本大賞2015の大賞受賞者でもあります。まだ右も左もわからない状態のぼくが、この賞をいただけたことで、そのあとのキャリアに弾みがつきました。著者としてはそこまでうまくいっていませんが、出版社を立ち上げてサッカー本を作れるようになりました。


 この本の内容もだいぶ古くなっていますが、10年経っても読まれる本を目指して作っています。まだの方は是非お読みください!!

 サッカー本だけを作る出版社ではありませんが、最初のうちはかなりサッカー本に偏ると思います。西葛西出版のHPおよびTwitterも是非ごらんください!


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