信州のフットボールが炸裂し、深遠なる長崎ボーイ現れ、ポキポキ系男子と相まみえる。
廃止だっ!廃止!!
OWL magazine月末の記事は、その月に一番活躍した人が書く「雑炊記事」というものになっていたのですが、誰が活躍したという基準が曖昧なのと、どのタイミングで決めればいいのか正直分からないのもあって、敢えなく廃止になりました。
代わりに何をするかということで、結局僕がその月に活躍した人を紹介するということになりました。明日になれば、トリッキーな編集長がまとめ記事を作ってくれるのですが、今日は中村目線でプチハイライトを書くという感じになりそうです。ですが、気まぐれに来月は変わるかもしれません。
というわけで活躍した人は誰なのかを考える際に、一番参考になるのは、Twitterのインプレッションかなと思い、中の人に聞いてみると整理されたエクセルファイルが送られてきて戦慄しました。いつもありがとうございます。
まずはインプレッション第一位をご紹介するべきでしょう。
宇都宮徹壱さんの『なぜ「長野ダービー」ではなく「信州ダービー」なのか?〜フットボールの白地図 by OWL Magazine【第43回】長野県』でした!
この記事はインプレッションがなんと18000を超えています。この数字は、のべ18000人のタイムラインに表示されたということを示しています。凄い数ですね。
ということで、大先輩の宇都宮徹壱さんに対するコメントですが、宇都宮さんは本当にすごいのです。いやいや、知ってるわと言われるかもしれないので、ここはライター目線、マガジンの運営者目線で書きます。
宇都宮さんは2019年の3月に寄稿して頂いて以来、毎月2~3本の原稿を、一度も遅れることなく出してくれています。2年3ヶ月。記事数は60程度のはずです。
アマチュアライターに毎月1本の連載をしないかというと「ネタがない」とか「書ける自信がない」とか言われることがあります。実際に自信もないし、ネタもないのだと思います。
しかし、宇都宮さんはOWL magazineに2本書いていて、WMという自身のメディアを持っていて、他のメディアにも多数寄稿しながら、自著の執筆をしています。
世間一般ではこたつ記事というものが非難されることもありますが、宇都宮さんは足を使い、人に話を聞きながら真実を探していくタイプのライターなので、手間もかかるし、経費もかかるはずです。
ぼくのようなポンコツだとフリーランスライターとしてやっていきながら経費を捻出するのは不可能でした。フリーでサッカーライターをやる、しかも、どこかのクラブに所属せずにやる。これは神業なのです。
締切については、流石に諸事情で若干遅れることもあるだろうとは思いますが、真っ先に連絡して頂けるし、ほとんど手を入れる必要がない完成した原稿を頂けます。これはメディアの運営者として一番助かります。
当日になって「書けない!!」となった結果、ぼくが緊急出動したことも何度かありますし、かくいうぼくも締切を守るのは正直苦手で……。あう……。ごめんなさい……。
徹壱さんは、鉄人だなと思うことがあります。鉄の体力、鉄の意志です。鉄壱さんです。
そんな徹壱さんは信州ダービーを描いた映画『クラシコ』に出演しています。しばらく見ていないのでうろ覚えなのですが、確か冒頭は宇都宮さんのトークから始まったような。最近の松本サポの方は知らないかもしれませんね。ちなみに、長野の人に聞いたら、あの映画は松本推しなので微妙だと言っていました。
今回の宇都宮さんの記事は「フットボールの白地図」企画の信州編ですが、信州編は特に数字が良かったようです。やっぱり信州は持ってるんですよ。テレビメディアでいうとラーメンと動物と同じ枠です。
ぼくも長野や松本への旅が好きで、そこから切り開いて旅のメディアを立ち上げたという経緯もあるので、近いうちに大きな企画がしたいですね!!請うご期待!!
続いては、若きサポーターの対談記事です。OWL magazineのリモート飲みの最中に、実はずっと初対面ではなかったことが判明したことからこの企画が始まりました。
長崎から現れたスナフキン型ハイスペック男子のYUさんと、常に心がポキポキに折れていて、折らないように注意するというよりも、折れたものを再生するところから始めないといけない繊細系男子のつじーが対談しています。
YUさんは何でも出来るクールな男なんですが、慣れてくるとお茶目な人です。今度OWL magazineにデビューする予定の桝井かほさん通称かほちーとぼくの3人で打ち合わせしているとき……。
いや、やめておこう。誰かに怒られそうだ。「中村=じじい」の話です。
ともかく、自由な精神をもった面白い青年で、恐ろしいことに締切の2週間前には原稿を持ってくるのである。
ぼくの場合、2週間前なんて締切があることすら思い出すことはない。1週間くらい前に確認したとしても着手は前日か前々日である。2週間前なんてありえないし、信じられない。それだけでも恐ろしい使い手なのだ。
つじーは、現在成長中。すくすく。
本当に素直なので、言われたことをちゃんと聞いて実践してくれる。なので、こっちも変なことを言わないように気をつけているのだが、今度芸の修行として秋葉原のメイドバーで、サッカー以外の話題で女の子を盛り上げようという提案をしてしまった。さて、実現するだろうか。
オードリーの若林さんもガールズバーで芸を学んだと言っていたし、あながち間違っていないような気はするのだが。どんなもんだろうか。
ちなみにぼくの芸の肥やしは、25~28くらいの時に、男女半々であわせて50人を超えるチームの代表をしていたこと。
女子チームに25人も集めると、本当に色んなことがあって、本当に色んな話を聞いた。女子チームのマネージメントという非常に難しい課題をこなすことが出来たことで、人間的にもだいぶ成長したように思う。
その後、ハトトカというポッドキャストチャンネルをやって、トークスキルを磨いたことも文章力の向上に役立った。なんでもいいから、色んなことを喋るといいのだ。そして、どれだけ嫌でも自分が喋ったことなどを後から聞き返すといい。
いずれ繊細さがあった上で、優しさと自信を持った強い男になり、北の大地を制覇する男になるはずだ。レ・オラーム。
というわけで今月はこのへんで!
色んな人がいて、それぞれが成長課題を抱えて頑張っているOWL magazineを来月も是非よろしくお願いします!
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