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ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚 感想

主人公

悪くないのだけれど、好きになれなかった。
綺麗事を言って足を引っ張りぎみなところが、私に合わなかったんだと思う。

シナリオ・キャラ萌え

完成度が高いと感じた。
よく練られていて、広げた風呂敷を全部畳みきって、書くべき事は全部書いてある。

ただ、それが萌えに繋がったかというと……それは微妙だった。
話はよく出来ていると思うけど、のめり込むことが出来なかった。

ただ瞬間的な萌えは確かに存在していて、例えばこことか。

全体的な萌えは薄かったかな。単純に合わなかったんだと思う。
積極的に口説いてくるキャラが多かったからかもしれない。

各ルートに朝チュン描写が毎回あったのは好き。

グラフィック

最高。めっちゃ好き。どこを見ても美しい。鴻上が格好良すぎる。
さとい氏の絵が好きなので、贔負してみているのは自覚している。
先述の通り各ルートに性行為を匂わせる描写があるのだけれど、そのシーンのグラフィックがまあ綺麗。ご丁寧なことに事後の一枚絵もある。

システム

フローチャート(行路)の出来が良い。かなり親切に作られているので、オトメイトのフローチャート搭載ゲームはこれをお手本にして欲しい。

総括

さとい氏のイラストが好きで、全年齢乙女ゲームにおけるセックス描写が好きな人なら一見の価値ありかと。
シナリオもハマれば楽しめると思います。

公式サイト


 

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