DYNAMIC CHORD feat.apple-polisher 感想
シナリオ
私はレヴァフェ編をめちゃくちゃ楽しんだ人間なのだけど、アッポリ編にもレヴァフェのメンバー(主人公含む)が登場するので、登場シーンで毎回はしゃいでしまった。
この(主人公含む)というところが重要で、なんでかっていうと私は主人公をのけ者にされると怒ってしまうタイプの人間だからです。
(じゃあなんで主人公をのけ者にされると怒るのかっていうと、私は主人公に憑依して乙女ゲーをプレイするので、主人公がのけ者にされるとまるで自分がのけ者にされたかのような気持ちになるのだ!)
前作主人公は立ち絵があるわけでもなくセリフもなく、しかも名前すら出てこなかったように思うのだけど、この扱いに関しては、少なくとも私は満足している。
レヴァフェのデビュー後も主人公がレヴァフェと一緒にいる所を見せてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
あと名前出さないのは名前変換派に優しいと思う。honeybeeそういうとこ信頼してるぞ!アスガルドが解散してもこれからも応援します。したいと思ってるんですけどアリスマはちょっと不安……。
V editionの追加シナリオに関しては賛否あるようなので、最初にプレイしたのがPC版でよかったかもしれない。
キャラ別雑感
クリアしたのが1年以上前なのでだいぶ忘れているのですが覚えている範囲で……。
(成海と夕星だけクリア直後に書いたのが残ってたのでやや長めです)
天城 成海
主人公はとにかく成海のことが大好きなのだけど、プレイしていると成海いいやつじゃん……って気持ちでいっぱいになってしまう。本当にいい奴。
でもそれだけってわけでもなく、彼も悩んだり暗い気持ちになったりするんだけど、それでも強く生きていける光の存在でした。
プレイ前はレヴァフェ編の主人公でハッピーエンドを迎えたかったという気持ちが強かったのだけど、プレイ後は、アッポリ編主人公くらいバイタリティのある、成海のことをずっと大好きだった女とくっつくほうが成海も幸せになりそう。
蒼井翔太の演技に関してはもう、慣れてしまったので……としか言いようがないのだけれど、少なくともうたプリの頃ほどの嫌悪感はなかった。歌がうまいので私はもう許した(それでもうたプリ初期時代の演技を聴きたいとは思えないけど……)
音石 夕星
狂犬と言われているけれど実際の所は何が正常で何が異常なのか理解している人なんだなあというのがわかった頃に、それが普通じゃないことを知っていながら実姉の月夜を思い続けていたと判明する話はすごく良かった。
アッポリの中では私は夕星が一番好きです。憑き物が落ちたような声で「月夜を愛してたんだ」と言うシーンが好き。
バッドエンドで憔悴した主人公を絞殺する展開があるんだけど、人を素手で絞め殺すのは相当度胸がいるし怖いと思うので、このシーンに夕星の愛の強さを感じる。
青井 有紀
死ぬ前に子孫を残していくのはやめてくれ……。
黒沢 忍
昔の女の話にめちゃくちゃ興奮した。こんな真面目な男が"初めての女"に振り回されてたの……やばい……。エンディング後はカップルとして一番精神的に安定して付き合って行けそう。
グラフィック
一枚絵のクオリティが不安定なのが気になるかな……。玲音のアイスクリームワッペン服が原作由来と知って衝撃を受けました。
システム
マウスジェスチャーでセーブ・ロード・スキップ操作できるのが便利。でも画面の文字がちょっと小さいような……。
総括
DYNAMIC CHORDの集大成みたいな1本。
シリーズの中でもレヴァフェ編との結びつきが強いので、レヴァフェしかプレイしてないレヴァフェ推しの人もアッポリ編をプレイした方がいい。
逆にアッポリ推しの人は、これ単品でプレイするより事前にレヴァフェ編をプレイしていると理解が深まるのではないだろうか。
(プレイしてなくてもそれなりに説明入ってるから大丈夫だとは思うけど、レヴァフェ編で過去何があったのか知っているとより楽しめるはず。特に成海ルート)
公式サイト
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?