DYNAMIC CHORD feat.Liar-S Append Disc 感想
シナリオ
導入はともかく、主人公がバンドメンバーと再開してからの流れが強引すぎる~!
そう思いつつも、なんだかんだでクリアまで楽しみました。
ただ、共通部分がめっちゃ短いのと(プレイ時間1時間くらいだった)個別ルートに入ってからも短いのと、アンコールシナリオも短い。面白いのはこれからだろ!?というところで話が終わってしまうからなあ。それが残念。
Liar-Sのメンバーは結構ギスギスしてるんだけれど、朔良の復活後は仲よさそうなので、その場面をもっと楽しみたかったのよ……。檜山大先生の真骨頂はデレてからなので。
キャラ別雑感・朔良
ヴォーカル&ギター担当。大学3年生。愛煙家。
出会った頃は「愛想はないけれど根はいい人」だったのが、再会時には絶賛荒れている最中なので、 怖いくらいに冷たい。心が折れそうだった。
おお振りでいうところの、榛名元希が荒れていた時期にその相手をしていた阿部隆也みたいな気持ち。
ルート外だと意外にいい人なので榛名に憧れる三橋の心になれた。
(わかる?????)
猫が好きだったり、オムライスが好きだったりして可愛い人。
デレると堂々といちゃつき甘えてくる。その破壊力はすさまじい。
さすが原作の一番人気キャラだぜ!しかし禁煙は失敗する。
エロい。よく寝る。よく食べる。と三大欲求に素直。この人のルートは食事と身体で手名付ける話だったなあ。
キャラ別雑感・千哉
ギター&作詞作曲担当。専門学校2年生。
朔良がやさぐれた影響で拗ねている。朔良のことを敬愛しているが素直にならない。Liar-S唯一のツッコミ。冷たいけれど紳士で真面目。
……正直それ以外の印象が薄い。この人も食事(お菓子)で釣る話だった。
キャラ別雑感・芹
ドラム担当。大学3年生。主人公の知り合い。金持ち(でかい会社の社長)の三男。愛想のいい悪人。
ほんまこいつは信用ならん男やで。芹ルート自体がこのゲームにおけるバッドエンドなのでは?と思わなくもない。
芹:主人公の影響でバンドを始める・主人公に執着
→主人公:朔良の影響でたくましくなる・Liar-Sに執着、という図式なので、主人公に一方通行片思いしているところは同情の余地がある?
……いや、それでも薬飲ませて眠らせたり、ガチの強姦はいかん。睡姦好きですけどね。
キャラ別雑感・宗太郎
ベース担当。大学3年生。中性的な外見をしていて女言葉でしゃべる男性。
ルート外では、いい人だけれど日和見的。ルートに入ると、その原因がわかる。というかこのルートでも結局メシで釣って問題解決した気がする……。
食事に釣られる彼らがチョロいのか、主人公の食事には何か特殊な成分でも含まれているのか。
叔父からの性的虐待を受けて「女性」になることを選ぶ。それからは男性的な名前を隠すようにしていた。
メンバーからは、朔良からは「宗」、千哉からは「宗太郎」、芹からは「ハル」と呼ばれている。芹だけは、宗太郎が望むように「ハル」と呼んでいて、他二人は下の名前で呼んでいるの、クリア後だと成る程なあとおもう。
宗太郎が望むものを(表面的とはいえ)与えてやろうとする芹に、本質的な部分を見抜いた朔良と千哉というところか。
恋人関係になった後の、女言葉からの突然の男言葉に心臓がキュッとなる。CV斉藤壮馬の奇跡。初夜の前には「女性を相手にするのは初めて」と教えてくれる。そういうの、すごく……興奮します……。
ていうかアンコールシナリオめっちゃ短かったんですけど!もっとイチャイチャしたかった……。ドラマCD買うからそっちではイチャイチャ頼むぜ。
音楽
OP曲の「グッバイ サブウェイ」が好き。これデビュー曲なら、そりゃこればっかり歌わされちゃうのもわかる気がする。
アペンド編OPの「wanna take a ride?」もいいです
1:07からの宗太郎かっこよすぎでは??
総括
ストーリーが短いという難点はあるけれど、萌えどころが合えば楽しい作品。
気になるキャラがいるのならプレイしてみてください
公式サイト
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