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ゲームの感想

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#乙女ゲーム

ときめきメモリアルGS4 白羽空也 感想メモ

※2023年12月にfusetterに書いたメモの再録です。 初対面の事故チューからの「ほっぺにキス、もらいました」が好きすぎてこの時点で「最高や!」ってなってた。ときメモGSの男達って基本的に童貞かつ彼女がいたこともないと思ってるけどコイツは少なくとも元カノとキスまでは済ませてるだろ。 (と、この時は思ったけどクリスマスイベントの「この雰囲気のまま恋人ならキスするんだろうね」って言ってるのを見ると彼女とキスしたことなさそうなんだよな。慣れてるわけじゃなくてキスで動揺する

BUSTAFELLOWS Season2 感想

結末までのネタバレを含みます。 Twitterに書いた感想の再掲もあります。 前作「BUSTAFELLOWS」の感想はこちら PROLOGUEプロローグって言うから結構短めなのかな?と思ったら前作の1章ぶんくらいはあったのかな。思ってたより長かった。 前作の直後から始まってルカと和解するところから始まるのは意外というか、私はもうすっかり前作のラストであの問題は終わったつもりになっていたので(ごめん)今作が前作と地続きにあるのが理解できた。 共通パートを全員クリアして思っ

VARIABLE BARRICADE 感想

シナリオ 全体的にコミカルで、婚約者候補の男達とワイワイ同居するのがめちゃくちゃ楽しかったです。個別パートもシリアスになりすぎず、でも真面目なところや色々考えさせられる部分もあったりで、バランスが良かった。 私が考えさせられたのは、壱哉ルートで壱哉に告白された主人公が「……それ、私でないと駄目なの?」と返すシーンです。これがものすごく面白くて怖い言葉だと思いました。 主人公は他の男と結ばれるエンディングがあって、壱哉が相手じゃなくても幸せになれるんだよな……と。”あなた

BUSTAFELLOWS 感想

"あざやかな悪"について本作のキャッチコピーである「あざやかな悪に染まれ」という言葉について考えてみる。 作中でメインヒーローのリンボは「何が正義かは、俺が決める」と言っている。正義とは絶対的な概念であるように思えるが、実のところそうではない。 誰かにとっての正義が他の誰かにとっては悪であることは往々にしてあることで、絶対的な善や正義はこの世にひとつとして存在しない。むしろ、正義を振りかざすことは悪を貫くことと等しい。 正義とはすなわち悪だ。 リンボの言う「何が正義かは、

黒蝶のサイケデリカ 感想

シナリオ 謎の洋館に集められた記憶喪失の男女5人が、脱出する為に屋敷内を探索したり戦ったり交流するという展開。 最初の週で黒幕や主人公の過去が判明して、後の周回でそこに至る経緯を見ていく……という見せ方が中々よろしかったです。 プレイしながら謎を解くというより、プレイしながら「あれはそういうことだったのかー」って納得していく感じでした。 そしてプレイ後には、しんみりとした余韻を残してくれました。 自分のイチオシポイントとしては、登場人物が記憶を失うまでの話が結構ち

Side Kicks!(サイドキックス!) 感想

タイトル画面にキャラがいないゲーム、見出し画像に困る。お洒落で好きだけど……。 シナリオ シリアスに見せかけて、コミカルパートも割とあり、その分量がちょうどよくスルスル読み進めていける。 共通ルートは、アニメでいうところの「お当番会」がごとく仲間達と順繰り距離を詰めていくような展開。 これがめちゃんこ楽しいのである。 一方で、恋愛過程の描写は急展開。個別ルート自体が短めで、割とすぐ終わってしまう。それがこのゲームの勿体ないところである。 そして最終ルートでは、黒幕が

DYNAMIC CHORD feat.apple-polisher 感想

シナリオ私はレヴァフェ編をめちゃくちゃ楽しんだ人間なのだけど、アッポリ編にもレヴァフェのメンバー(主人公含む)が登場するので、登場シーンで毎回はしゃいでしまった。 この(主人公含む)というところが重要で、なんでかっていうと私は主人公をのけ者にされると怒ってしまうタイプの人間だからです。 (じゃあなんで主人公をのけ者にされると怒るのかっていうと、私は主人公に憑依して乙女ゲーをプレイするので、主人公がのけ者にされるとまるで自分がのけ者にされたかのような気持ちになるのだ!) 前

Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~another record 感想

シナリオ 死神と同居だぜヒャッハー!!!!! 人外×少女と同居モノが好きなので、こんなに嬉しいことはない。 死神二人に振り回される日常が楽しくて、 ずっとこんな日々が続けば良いのに、と思ってしまった。 エンディングは、静流のEnding03がすごく好き。 年を取って幸せな人生を終えようとした主人公の前に、死神になった静流が迎えに来るというシーンは、わかっていてもぐっとくるものがあった。 グラフィック 好きなんだけれどキャラデザはRe:BIRTHDAY SONGの方が好

Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~another record 感想

シナリオ クラスメイト達と仲良くなったり、その後の恋愛過程も段階的で、二人が少しずつ引かれ合っていく所がうまく描写されていた。 攻略対象全員が主人公と生前知り合っているというのは無理矢理感あったけれど、それもラストルートで「そういうヤツをわざと連れてきました」とネタばらしされるので許した。 1キャラにつきエンドは2種類あって、転生するエンドと、死神のままのエンド。転生エンドの方は、私は少し納得のいかないところもあった。 私は、「生まれ変わった人間は、生まれ変わる前の人間

DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO Append Disc 感想

タイトル画面、篠宗クリア後のスクショがなくて……ごめん。 シナリオ[rêve parfait]、Liar-Sと比べて、またいちだんとエグい展開いれてくるな~と思いました。特に時明・優あたり。 ただ私は、シナリオもキャラクターも正直なところ[rêve parfait]やLiar-Sの方が好みだった。 共通パートは短かった。Liar-Sも共通短いなーと思ったけど……。レヴァフェと同じくらいの長さが欲しかったなあ。 でもKYOHSOもLiar-Sも、みんなでワイワイって雰囲気で

DYNAMIC CHORD feat.Liar-S Append Disc 感想

シナリオ導入はともかく、主人公がバンドメンバーと再開してからの流れが強引すぎる~! そう思いつつも、なんだかんだでクリアまで楽しみました。 ただ、共通部分がめっちゃ短いのと(プレイ時間1時間くらいだった)個別ルートに入ってからも短いのと、アンコールシナリオも短い。面白いのはこれからだろ!?というところで話が終わってしまうからなあ。それが残念。 Liar-Sのメンバーは結構ギスギスしてるんだけれど、朔良の復活後は仲よさそうなので、その場面をもっと楽しみたかったのよ……。檜山

DYNAMIC CHORD feat.[rêve parfait] Append Disc 感想

シナリオめっちゃ面白かったしバチクソに萌えた。こんな楽しいゲームを今までスルーし続けてきた自分を殴りたい。 そして何より、このゲームに出会うきっかけをくれたアニメ版に感謝。 物語は、バンドを組んでいる高校生達がデビューに向けて頑張る話。主人公はバンドメンバー達と同じ高校の学生で、バンドのサポートをしている。 (たいしたことはしていない) アニメから入ったせいもあって「えっ!こんな設定が!?」「そうだったのか……」と思うことも多かった。 白湯の味をかみしめるようなアニメから

お姫様だってXXXしたい!! -Horny magical princess- 感想

シナリオ 前作の「神サマなんて呼んでない!」よりギャグがだいぶマイルドになって、だいぶ一般受けするシナリオになった。 ……独自性を失ったような気もするけれど。 かみよんをプレイして、あのノリについて行けなかった……というひとでも、本作なら大丈夫。 ただ、全体的に無難なシナリオなので、声を出して爆笑するようなシーンはないよ。ちょっと残念。 キャラ萌え、エロ 攻略対象二人が仲よさげなのが……ヨシ!! 付き合うまでの、二人とわいわい同居しながら楽しく過ごす日常が好きだなあ。

ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚 感想

主人公 悪くないのだけれど、好きになれなかった。 綺麗事を言って足を引っ張りぎみなところが、私に合わなかったんだと思う。 シナリオ・キャラ萌え 完成度が高いと感じた。 よく練られていて、広げた風呂敷を全部畳みきって、書くべき事は全部書いてある。 ただ、それが萌えに繋がったかというと……それは微妙だった。 話はよく出来ていると思うけど、のめり込むことが出来なかった。 ただ瞬間的な萌えは確かに存在していて、例えばこことか。 全体的な萌えは薄かったかな。単純に合わなかっ