文鳥物語 なんにでもかみつく
私は今年7歳になるメスの文鳥。人間で言うと、どのくらいの年齢だろう。美熟女のやっと入り口ってところかな?まだまだ元気いっぱい。ケージの中から飼い主を呼ぶ声は若い時と同じように、ピ!ピ!ピャン!と力強い。
若い時といえば、まだ1歳にもなっていなかったあの頃、何にでも興味があって、何にでも突っかかっていた。最初にマジになった喧嘩相手は飼い主の持つ「ペンタブレット」のペン。先っぽが完全に私に喧嘩を売っている形だったので、キレてかじりまくった。飼い主は「敵じゃないよ!敵じゃないよ!