人生がグンと楽になり、幸運が満ちてくる! そのために必要なこととは…

このあいだテレビを観ていたら、一発屋の芸人さんを紹介している番組が放送されていました。

その番組では

「一発屋の芸人さん=かわいそうな人」

と感じさせる空気が流れていて、私は少し違和感を覚えたものです。

もしかしたら、世の中的には、

「一発屋=失敗者」

というイメージがあるのかもしれません。

そこまでひどいイメージではなくても、

「一発屋=本物の成功者ではなくプチ成功者」

くらいには思っている人が多いのではないでしょうか。

その世の中の空気感が私にちょっとした違和感を覚えさせるのです。

「一発当てるだけでも凄いこと」という話をしたいわけではありません。「一発屋になればその後は充分に稼いで食べていける」という話をしたいわけでもありません。

そうではなく、そこに「見えないもの」がある点を指摘したいんですね。

例えばあるミュージシャンが一曲だけ大ヒットしてその後消えてしまったら、

「一時は大人気だったのにもうCD出しても全く売れないね(残念)」

と思う人がたくさん出てくるはずです。なんとなくネガティブな印象が形成されてしまうんですよね。

けれども、もしかしたら、そのミュージシャンは「一発屋になりたくてなった」のかもしれません。

曲が大ヒットしたのは良かったけど、想像していた以上にプロモーションやライブで忙しくなり、もう毎日へとへとで、このままでは死んでしまうんじゃないかと思うほど辛い… もうお金は要らないから、人気者じゃなくなってもいいから、休みが欲しい… そしてまた純粋な気持ちで曲作りを楽しみたい…

そんなふうに心から願っていて、その願いが見事に成就する形で一発屋になったのかもしれませんよね。

もしそうなら、夢が叶っていることになります。そうしたら残念ではありません。むしろ、夢を叶えた成功者。うらやましく思われていいくらいの存在です。

要は、テレビ・雑誌・インターネットなどの情報には「見えていない部分」があるはずで、その「見えていない部分」に目を向けてみるとまるで受け取り方が変わってくる、ということをお伝えしたいのです。

私たちは日々、テレビ・雑誌・インターネットなどからさまざまな情報を得て、それらの情報の表面だけを受け取り(そこに見えていない情報があることを特に認識もせず)、勝手な解釈で判断しています。そして、その判断の蓄積が観念として心に宿り、人生の制約となっています(※)。

※例:「一発屋=残念」「一発屋=恥ずかしい」「一発屋=失敗者」「一発屋=プチ成功者」…という判断の蓄積が「一発屋になるのはミュージシャンとして二流」という観念となり、「一発屋になると自動的に不幸を感じる人生」になってしまう(=本当は一発屋になることで幸せに豊かに生きられるかもしれないのに、それを許さず、制約を設けてしまう)

そうして大半の人たちはその観念制約でがんじがらめとなり、思うように生きられません。

もっと自由に生きたいなら、情報の受け取り方を変えて制約を生じさせないようにするといいでしょう。テレビ・雑誌・インターネットなどから情報を得る時、それらの情報の表面だけを受け取るのではなく、そこに見えていない情報があることを認識し、勝手な解釈の判断を避けるのです。

それができれば、あなたの人生はグンと楽になり幸運が満ちてきますよ(*^_^*)


SENA



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