私たちはスーパーウーマンになりたいわけじゃない。

twitterの投稿から。
マジで300％納得！と思ったので引用します。

女性活躍セミナーとかいって元P&Gやら元リクルートの伝説の営業ウーマンみたいなスーパーウーマン呼んで講演しちゃうの、よくある人事部のミスね。「朝2時に起きれば家事も育児も両立できるんです」とか言われても真似できねんだわ

— kaos (@kaos15596482) January 21, 2020

講演会以外でも、日経ウーマンやらプレジデントウーマンに出てくる『一般の』女性達は、全然『一般』じゃないことが多い。

高学歴、一部上場企業、留学経験、起業…
どれもこれも「結局、いい大学に入って一流企業に入らなければ女性が社会で活躍するのは無理なのね。」と大多数の女性達をガッカリさせるだけの内容になっていると思っています。
あと、「英語も話せないとダメだよね…」もあるかな。

veryやstoryのモデル達もそう。
結局、「容姿端麗でお金持ちと結婚しないとダメだよね…」って思ってしまう。

もちろん、取り上げられる皆さんはそれぞれに本当に努力されていて、
「朝２時に起きて…」（朝じゃないし！）
「週に２回はジムに行って…」
「英語の勉強は電車の中で…」
「オススメの本は…」

でも、それができるのって、本当にスーパーウーマンだよ！？
ほとんどの人はできないよ。

睡眠時間減らしても大丈夫な人いないし。
お金と時間に余裕があってもジムになんて行かないし。
英語の勉強はたいてい挫折しちゃうし。
本を読む習慣ないし。
さらに、時間の自由が利かない子育て中だったらすべてがアウト！だよね。

女性活躍って、なにもスーパーウーマンを増やすことじゃないと思うんです。
普通に睡眠をとって、何不自由なく生活ができて、わざわざ頑張って英語の勉強しなくても、本を読まなくても女性が活躍できる社会が理想だと思うんです。

だって、睡眠時間削らずに、ジムも通わずに、英語も話せずに、本も読まない男性だってたくさん活躍しているじゃないか！！！

それなのに、女性が活躍するためにはそこまでの努力を強いられ、さらに生死の危険もある出産もしなくてはいけない、という不公平さ。

これ、何とかならんかね…

とりあえず、私は私の目の前の女性活躍から、始めたいと思います。
普通の女子が、普通に活躍できる社会を目指して。