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#10_ワーママが時短勤務をほぼ死守しつつ繁忙期を乗り切った話

こんにちは、3歳6歳の娘を育てる
時短正社員、共働きのhato.です。


8月頃から職場全体が忙しくなる事案があり、
問い合わせ対応や締め切り業務が増えたことで
業務をコントロールできない日々が続きました。
何かが増えるなら何かを減らすしかない、
という事で取捨選択してきましたが、
そろそろnoteの更新(いまの働き方と気持ちの記録)をしたいと思います。

ここ数ヶ月のわたしと以前のわたし

担当する人事・労務・総務業務での業務量が一時的に増えたので
人材育成関連を完全にストップさせていました。
資格を本業に活かしたいと思って人事職を再スタートさせた経緯があるので、
ここに手をつけられないのが結構モチベーションに影響していたのですが
会社的にも優先順位が下がっていたので進められないというのが現実。

担当業務全てに期待をかけられていたら、
おそらく私は睡眠時間を削ってまで業務の持ち帰りをしていたんじゃないかと思うけど、一応そこまでしなくて済みました。笑

周りみたいにできない自分に罪悪感。
これは時々感じていて、悔しくて涙が出てくることもあった。。(睡眠時間削ってまではやってないにも関わらず)

なので今までは、業務量が増えて焦った時には
「私が時短のせいで・・」、「もっと業務時間を確保できればこなせるのに」という自分の働き方に対する罪悪感から、「やっぱり仕事は続けられないんだ」とか
「なんとか業務を減らしてもらわなければ・・」という方向に行きがちでした。
残業当たり前の時代に若手を駆け抜けた私にとって、どこかで、「残業=努力」という気持ちが抜けていなかったのです。

ただ、今回の繁忙期を「やめたいやめたい」と何度も思いながらも抜けてみたことで気持ちに変化がありました。

 ◾️自分で決めた業務時間は自分で守る、そのために優先順位づけをする。
 ◾️できないことはできない。できる範囲の努力は最大限する。

これらを全力疾走しながら学び、
今はある意味割り切れた自分がいます。

同じく忙しく働く周りを見ていて
「やりたいことはあるけど(時間がなくて・体力がなくて)できない」という焦りは、どんな働き方でも、どんな年代でも役職でも、みんな持っているものなのだということが見えてきました。

理想の状態とバランスを崩す理由

企業内でのキャリアの話になるとよく出てくる
Will Can Mustという考え方を知っていますか?

 Will = やりたいこと、興味のある方向
 Can = できること、持っているスキル
 Must = やるべきこと、求められている役割、業務分担

これらの重なる範囲を大きくしていくことが働くやりがいにつながると言われています。

私がこの記事を書いた頃は
まさに、Wii Can Mustの重なる範囲が大きく、充実していました。

そんな状況で、更に短時間勤務で子育てにも注力できるということにとても感謝していたのに、突然終わりが見えない繁忙期がきて
この半年は完全にWill Can Mustのバランスを崩してました。

Will にも Can にも重ならない どでかいMust が急に現れて
私の業務時間をどんどん食ってしまっていた感覚。

さらに、体調を崩しても、
娘たちが発熱していても、リモートで1日仕事をしないと締め切りに間に合わないということも頻発しました。思い切って休む、ということができなくて、これでいいのかなぁとモヤモヤすることも。
「突発的な忙しさに対応する、これが正社員の仕事なんだ・・。だとしたらもう無理なのでは?いつ終わるの?!早くやめなきゃ!」という気持ちでいっぱいになり、通勤時間にはより短時間で勤務できる派遣求人を見ていた期間もありました。

とはいえ、
結果として働いた時間は1日平均6.5時間前後で、
毎月1.5~2.5日有給も取っています。
その分も忙しさを感じるのかもしれませんが、
周りからしたら私がそんなに疲弊しているとは思いません。笑
この期間に、簿記の資格を受けたりもしていました。

ただ、私としては子どもの忘れ物が頻発したり、保護者参加okの行事を見落としたりとおそろかになることも増えて、気持ちの波がかなり激しくなっている期間でした。

↓無理すると勝手に涙が出てくるようになるから、ある程度の区切りは大事。笑

ただ、バランスが崩れているなと感じた時に意識したことは、
自分で「Will」の仕事をねじ込むことと、「Can」を増やす努力です。
時間を割いているタスクに価値を感じない時、
私のモチベーションは一気に下がります。

なので、優先順位を下げたものの中からいくつか拾い上げて、
業務に関連するセミナー受講や、資格の更新講習の予約をしました。
それによりさらに忙しくなるけど、
なんだか満足感を得たのを覚えています。

とにかくこの繁忙で業務知識も爆速で増え、
過程は十分に評価してもらえました。

 ◾️自分で決めた業務時間は自分で守る、そのために優先順位づけをする。
 ◾️できないことはできない。できる範囲の努力は最大限する。

もし今私に「制限」がなかったら、優先順位を相談することもなく全力投球していたと思います。そして会議でいっぱいの上司を更に巻き込んで、無理やり進めていたかもしれません。そして進まないことにイライラしたでしょう。
勤務時間に制限があるからこそ、重要なものを取捨選択できる。今となってはそう思えます。

今回学んだこと

【マインド】
・自分にしか自分の状況はわからない(他人にわからせる必要はない)
・自分を守れるのは自分

【対処】
・とにかく始業と退勤の時間を意識し、できれば通勤時間に、仕事中と帰宅後の流れをイメージしておく
・16時時点で終わっていないと必ず持ち帰りになる仕事から手をつけるが原則
・タスクの所要時間を意識し、余白がない状況は事前に周囲に相談する
・ワークとプライベート同じ熱量で手帳管理する
・子供の体調不良時の仕事の仕方には工夫が必要(イライラしても、子どもは何も悪くない!)

今月、会社からシェアされた「仕事と育児の両立セミナー」の動画を見ました。
「育児・介護と仕事の両立によってスキルが鍛えられる」という考え方が
とてもいいなと思いました。
そのスキルとは、①困難を乗り越える力 ②レジリエンススキル(回復力・ストレス耐性)です。
まさに、私にとっても、働くことはこれの繰り返しだなと思うのです。

そして私が知らなかったこと。
「レジリエンス力(回復力・ストレス耐性)」は困難に直面しないと高まらないのですが、
なんと、助けを求められない環境下では逆に低下するそうです。

だとしたら私の両立生活のターニングポイントはやはり
資格取得や異動により、家族の助けを借りないといけない状況を作り出したことなのかもしれません。

渦中にいるときは割と極端な考え方をしてしまう私ですが、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という経験を重ねてきたことによって
もう少し耐えれば正常な判断ができるかも、
きちんと振り返りできるかも、という気持ちもあるのでがんばれます。

こういう1つ1つの経験を何かのお役に立てたいなぁ〜と思いながら
引き続き、頑張ってみたいと思います。

久しぶりの投稿。
読んでいただき、ありがとうございました!

hato.

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