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「手話を生きる」

もともと遅読な私ですが、さらにじっくりと時間をかけけて読みました。プロローグから胸が高まるエピソードばかりで、とても読み流せないのです。とにかく覚醒していて、意識に雑念のない時と場所を選びながら読み進めていたからです。

奇しくも斉藤道雄さんが「もうひとつの手話?ろう者の豊かな世界」を上梓された16年前に、私たちも次女の「手話で生きる」と共に生きてきました。

これまでの百年間、ほぼ変わらずに「言語」本質を見落としてきたろう教育をどのように再構築してくのかとの問題提起と同時に、新しい時代のバランス感覚を提案してくれています。



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