後段作戦(予想)の「南太平洋海戦」とは?

艦これのイベントが間近に迫っている。前段作戦についてはすでにTwitterにおいて「小笠原諸島」付近の戦いとされており、これはスカベンジャー作戦であると想像がつく。

後段作戦については、ファミ通において「南太平洋海戦」をベースにする旨の発言がなされている。これをもとに、まず南太平洋海戦の概説と新規艦娘の予想をしていこうと思う。

概説

そもそも南太平洋海戦とは、1942年10月26日に起こった日米の空母機動部隊同士の海戦であり、ミッドウェー海戦で主力空母四隻を失った日本海軍が(空母戦では)最後の勝利を見せた戦いである。

参加空母は赤城・加賀亡き後一航戦を襲名した翔鶴・瑞鶴そして瑞鳳、蒼龍・飛龍亡き後に二航戦を継いだ隼鷹。参加戦艦は金剛型全艦と力を入れた編成となっている。対する米海軍は空母Hornet、Enterprise及び最新鋭戦艦South Dakota、Washingtonを率いたこちらも大艦隊となっている。

最終的な戦果としてはHornetを撃沈、Enterpriseを中破へ追い込んだ日本軍の戦術的勝利と言えるが、村田重治少佐などのエリート操縦士をかなり失った結果、のちのマリアナ・レイテ各海戦に響くこととなる。

実装艦予想

すでに同じくファミ通であげられているSouth Dakota含め、参加艦からいくつかの新艦娘を予想、解説してみる。

South Dakota:すでにランカー報酬でも予告があった通り、South Dakota級の1番艦である本艦はほぼ内定である。有名なエピソードとしては第三次ソロモン海戦における霧島との熾烈な砲撃戦がある。前回(前々回?)のイベントでも鉄底海峡が取り上げられており、本艦の実装はプレイヤーとしても嬉しい。

Helena:St.Louis級2番艦であるHelenaは第三次ソロモン海戦やクラ湾夜戦などに参加し、提督諸氏の中にも知っている方は多いだろう。艦これ実装済のAtlanta(防空巡洋艦)の一代前の軽巡洋艦であり、船体が折れて沈没するという壮絶な最期を遂げている。

Hornet:HornetはYorktown級の3番艦。初めての本土空襲であるドーリットル空襲を行った艦としてもよく知られている。仮に実装されるとしたらB-25がついてくる…かもしれない。ちなみに「本来ならEnterpriseが実装されるべきでは?」という声もあると思うが、Enterpriseが多くの艦娘を撃沈してきたという経緯及び実装への反発が見込まれることから可能性は無いとは言えないが、かなり低いと思う。

早潮:早潮は陽炎型の5番艦。様々な戦いに参加したが、ポートモレスビー作戦で沈没した。陽炎型未実装の艦も少なくなってきたが、そのうちの一隻である。そろそろ来てほしいという願いも込めて…。

巻波:エヴァの真希波=マリ=イラストリアスの基となった艦。夕雲型の5番艦である。ヘンダーソン艦砲射撃の護衛艦として就いていたこともある。夕雲型にも改二が増えてきたこの頃、そろそろ来ても良いのではないか?

以上である。できればWashingtonやSan Diegoあたりが来てほしい…という思いはあるが、それは欲張り過ぎということで。後段作戦は7月からということであるから、今のうちに育てられる艦は育てておくといいかもしれない。



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