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うーん、やはり富士葵さんは良いなあ、という話

Twitterでオタクをしていると、
「好きなモノ/コトはドシドシ表現していこう。」
こういった言葉をよく目にする。

まったくその通りだなあ、と思うので、僕も何のどういう所が、どういう理由で好きなのか、つらつらと書いてみようと思う。

Twitterで言っても良いのだが、たかだが140字そこそこではスペースが足りない。理由をすっ飛ばして、せいぜい結論しか書けず、ちゃんと伝わるかものすごく怪しい。コミュニケーションって難しいもんね。
そこで、と言ってはなんだが、この機会を利用させてもらうことにした。

僕が普段ぼんやりと考えている事を、なんとなーく書いているだけなので、「こういうオタクもいるんだなあ~」程度の軽い気持ちで見て頂ければ幸いだ。

さて、僕には好きなモノ/コトがいくつかあるのだが、ここでは最近”推し”ている人物について書こうと思う。なんでも最近活動3周年を迎えたらしく、めでたい限りであるし。

彼女の名前を「富士葵」と言う。知らない人のために書いておくと、歌が上手くて、ちょっとギャグセンスが独特で、イマドキ珍しくラーメンや白米を健康的にもりもりと食べ(かわいい)、そのニコッとした笑顔は森羅万象を魅了している。控えめに言って、宇宙が始まって以来最も魅力的な人だ。
大げさに聞こえるかもしれないが、かなり本気で宇宙一魅力的だと思っている。

彼女はいわゆるマルチタレントだ。多方面に幅広く活動している。
その活動の中には、歌手としての”富士葵”がある。

僕は彼女の歌が好きだ。3年で100曲以上の歌を歌っているのだが、この歌は特に良い。

【富士葵】新衣装お披露目!!! 

僕がミュージカル系の歌を好いているからでもあるが、特に前半が良い。
”富士葵”は一人で活動しているワケではなく、複数人のスタッフと共に歩んでおり、この動画の前半部分では、そのスタッフが総出で出演している。

“富士葵”に関わる全員が、”富士葵”のことが本当に好きなんだと、ひしひしと伝わる。こういう本来の意味でアットホームで、暖かい所が大好きだ。見ていて心が落ち着くし、ニコニコした気持ちになる。学校や会社で毎日精神をすり減らしている現代人には、ドンピシャこの愛が刺さるのではないだろうか。

そしてドレスが綺麗。
正統派と言うか、伝統的な”美”に基づいた衣装はそうそう無いのではなかろうか。まさにディズニープリンセス。我らがお姫様、と言った感じだ。
本当に美人で、ついつい見とれてしまう。
うーん、好き。

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富士葵『はじまりの音』MV (Short Ver.)

富士葵のオリジナル楽曲だ。メジャーデビュー曲でもある。
彼女のオリ曲はいくつもあるが、僕はこの曲が一番好きだ。

とても爽やかな曲調が本当に好きだ。そして歌詞も良い。権利的に不安があるから、歌詞をココに書けないのが残念だが、何万人も入る大きいステージで、幾万ものサイリウムに照らされながら、キラキラと歌っている姿が目の前に浮かんで来る。
そんな希望に満ち溢れた歌詞が大好きだ。

これほどメジャーデビュー、新たな始まりに相応しい歌は他にないと僕は思う。

この歌を聞くのは人間だ。そして人間である以上、全員人生と言う一寸先も暗くてよく見えないシロモノと、最後まで付き合っていかねばならない。『はじまりの音』は、そんな暗くてよく分からない道を明るく照らしてくれる。僕にはそう思えた。

仕事で憂鬱な朝や、嫌な事があった時はこの歌がお供だった。仕事のモチベーションも『はじまりの音』を歌っている人への”推し活”に求めることができた。おかげで嫌な仕事もどうにかこうにか乗り越えられた。だから僕は、この歌が大好きだ。

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ところで、Vと言う界隈では”語彙力がない”、”尊い”などと言う言葉をよく見かける。
気持ちを伝えるのにちょうど良い便利な言葉だなあ、と思うし僕もよく使うのだが、どうせならどういう所にどういう理由で惹かれているのか、短くても稚拙でも良いから、オタクにはなるべく自分の言葉で表現して欲しいなあ、と思う。一人では見つけられなかった魅力に、他の人の目を通して出会えるかもしれないからだ。

また、「好きな理由を自分の言葉で考える」という営みは、”推し”が活動してくれている恩に報いるための、大きな手段だと思う。
”推し”から提供されたコンテンツに正面から向き合い、よく観察し、自分の価値観で咀嚼して、自分なりの評価を下していかないと、自分が”推し”を好きである理由を導けないからだ。

“推し”は消費者たるオタクと違い、コンテンツを提供し続けることで、初めて芸能の世界に存在している。コンテンツはいわば“推し”の人生そのものだ。
特にVtuberと言う界隈は、他の界隈よりも人格とコンテンツの境目がとても曖昧になりがちだ。相手がダイレクトに血の通った人間だと意識する瞬間がとても多い。それだけコンテンツには重みがあると思う。

人生は全員等しく有限だ。そんな代え難い大切なモノを分けて貰いながら、オタクは生きている。であるならば、オタクも推しのコンテンツ、人生に、相応の態度で向き合うべきではないだろうか。特に“推し”ていればいるほど、好きな理由をよくよく真剣に意識するべきだと僕は思う。


・・・という具合でつらつらと書いたが、あくまで「僕はこういう心構えが好きだなあ」と、僕の勝手な考えをイイ感じに綴ったに過ぎないので、冒頭でも書いたが、「こういうオタクもいるんだなあ~」と、珍獣を見る感覚程度に思っていただけたら幸いだ。考えすぎは本当にマジで健康に良くないしね。

さて、書きたいことも書けたので、残りは個人的に好きな葵ちゃんのコンテンツをいくつか書いて終ろうと思う。

【あおいと歌おう!】ドレミの歌・ダンスチャレンジ【教育】

かわいい。NHKに毎日出ていてもおかしくない。このドレミの歌で育った子どもはさぞ健やかに、賢く、聡明に、美しく育つことだろう・・・・・・。

キクノジョー氏の話が禁句ではないと先日判明したが、この歌動画の隠し撮り動画も実に最高だ。ほほえましい。二人の掛け合いは未来永劫見ていたいくらい好きだ。

子供向けチャンネルは何かと難しいと聞くが、以前”富士葵”はきっずチャンネルをやりたいと語っていた。子どもを慈しみ育みたいとは、なんて良い夢なんだろうと思った記憶がある。だから願わくば、いつの日かやり遂げて欲しいなあ、と思う。

もちろん、本当に純粋に、僕の極めて身勝手な願いでしかないのは、よく承知している。

映画『アラジン』 「ホール・ニュー・ワールド」を歌ってみた / 富士葵&布施明 編 

富士葵は布施明さんのファンだという。憧れの人と一緒に歌えるなんて素敵だなあ!!しかもここのドレスが良い。センスが良い。これもう現代のお姫様じゃん・・・。この手の話は映画か漫画の世界にしかないと思っていた。それ故にリアルシンデレラストーリー本当に大好き。

[ENG SUB] 江戸組紐 / Edo-Kumihimo【富士葵】 

このようなAoi ch.の唯一無二なコンテンツが本当に好きだ。僕は東京に住んでいるのだが、浅草という場所にはそれほど縁がなく、桐生堂さんの存在を知れたのは、僕にとって大きな喜びだった。

僕はこういうコンテンツを、Vの世界ではAoi ch.でしか知らない。他ではやらないからこそ、この動画には大きな価値が秘められていると思う。内容も中々に好奇心を刺激し、満たしてくれるしで、本当に素敵で好きな動画だ。

ちなみに、僕は装飾品といえば、せいぜい腕時計くらいの人間だったのだが、桐生堂さんとコラボしたブレスレットは中々に洒落ていて、ちょくちょく身に着けてはニコニコしている。”富士葵”仕様と明言されたワケではないが、色合いがブレスレットと同じ懐中時計用組紐もある。懐中時計かっこいいから、みんな、組紐と一緒に買おう(ダイマ)。

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・・・今回、この記事で”推したい”と思った理由に思いを馳せ、振り返ってみると、やっぱり僕はどうしようもなく”富士葵”が好きなんだなあと悟った。信じてもらうことは難しいかもしれないが、やはり好きなものは好きだ。

僕は”富士葵”が提供してくれるコンテンツが好きだ。謎なネタはクスリと笑えるし、日本紹介動画は心が踊る。歌も良い。心が動いた回数は数え切れない。

活動の軸があるからだろう。Aoi ch.でしか見られない企画、他では見られない分野に、ドシドシ飛び込む姿勢が好きだ。

数字や流行り、需要と供給だとか、色々と継続に困難があることは僕も察している。なので僕がここで僕の”好き”を表現することは、もしかすると残酷な行為なのかもしれない。でもやっぱり、好きなものは好きで、誤魔化すことは僕にはできない。だから稚拙かもしれないが、穏便に平和に、なるべく僕なりの理由をつけて、”好き”を表現してみた。もし伝わっていなかったら僕の力不足を申し訳なく思う。

3周年おめでとう。

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