シュガーハイ

『白い砂糖』
 白砂糖は白い結晶の炭水化物です

構造が単純であるため
腸壁から急激に吸収され
瞬時に血糖値が上がります
(胃では糖反射が起きて活動が止まる)

瞬時に血糖値が上がると
大量のインスリンが分泌され(追加インスリン)
今度は瞬時に血糖値が下がります

瞬時に血糖値が下がると
大脳は空腹やエネルギーの低下を感じ
体が更に食べ物を要求します

食べれば再び血糖値が急上昇します

血糖値の乱高下という悪循環により
膵臓は疲れ果て
やがてインスリン分泌が
十分に行なわれなくなります

そして細胞内に大量に取り込まれた
ブドウ糖(グルコース)は
皮下脂肪として蓄えられます

これが肥満のシステムと言われています

白砂糖は
肥満・糖尿病・虫歯・歯槽膿漏・低血糖症等の
原因ばかりではありません


砂糖は精神のバランスを保つために
欠かせないエネルギー源とされていますが
砂糖が切れると
イライラ・神経症・キレやすい性格になると
言われています

砂糖は脳機能に強いインパクトを与える食物であり
砂糖依存症の危険度は
覚せい剤の6倍以上とも言われています

何故でしょうか

白砂糖の酸性度が高いことが
その理由とされています

人間の体内のカルシウムとリンのバランスは
1:1が理想的らしく
白砂糖は酸性度が高い食品ですから
白砂糖を摂取すると体が酸性化します

これを中性あるいは弱アルカリ性にするため
急速に体内のカルシウムが消費されます

結果カルシウムとリンのバランスが崩れます

このバランスが崩れると
イライラしたり、心の均衡が乱れると
言われています

更に糖分の吸収が速ければ
急速に血糖値が上昇します

特に白砂糖の吸収速度は速いので
血糖値を下げるために
多量のインスリンが分泌されます

結果恒常性が乱れている子供は低血糖状態になり
低血糖状態を訂正するために
アドレナリンが分泌されます

アドレナリンの作用により
興奮気味となった子供はキレやすくなります

白砂糖を食べると
カルシウムとリンのバランスが崩れて
イライラする

白砂糖を食べると
インスリンの分泌バランスが崩れて
アドレナリンが分泌され興奮気味になる

結果更にキレやすいこどもが増える

アメリカではこれを
「シュガーハイ」と呼んでいます

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