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3ヶ月で英検1級初受験合格! 1次試験勉強法

こんにちは!

今回は英検1級に3ヶ月で初受験合格した私の勉強法をご紹介します。

英検1級は一般的に難しいと言われていますよね。自分も勉強する前は英検1級は海外でずっと過ごしていた英語ベラベラな人だけが合格できる試験だと思っていました。合格率も物凄く低いし、何年かかるんだろうと、、

ですが、、、英検1級もやはり試験ですから傾向があります。その傾向をしっかりと把握した上で最適な勉強法ができれば必ず合格できると自分の体験から分かりました。

今回は英検1級に挑戦したい!という方に向けて、この方法だったら絶対合格できるという勉強法をシェアしたいと思います。

なお私は留学経験はありません、バリバリの日本人です。

今回の記事内容
・英検1級に合格するための点数
・合格に向けた戦略
・私の勉強法とコツ

私の英検1級1次試験の点数

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英検1級1次試験の合格点について

対策を行う前にまずはどのくらい点数を取れば1次試験を突破することが可能かを把握することは非常に重要です。

英検1級の1次試験はリーディング(41点)・リスニング(27点)・ライティング(32点)で構成されています。またこの素点がCSEスコアというものに置き換わり、各セクション850点満点に換算されます。つまり英検1級の1次試験の満点は2550点となっています。

1次試験を合格するためには、2028/2550点が必要になります。

よってリーディング・リスニング・ライティングの合計点が2028点以上であれば合格することができます。

では、20208点を取るにはそれぞれのセクションの素点がどのくらい必要なのでしょうか?

R:29〜30/41 L:19〜20/27 W:24/32となっています。

この数字を覚えておいてください。これらの点数を取ることができれば合格できる目安になりますし、本番でも何問間違えて良いかがクリアになるからです。

英検1級合格に向けた戦略

・苦手分野は早めに取り組む

英検1級がいくら対策すれば合格するといっても、舐めてはいけません。また僕が求めていたのは満遍なく点を取ることで合格することでした。そこで苦手分野の克服は早めにやっておこうと考えました。

私はリスニングが苦手でしたので、リスニング用の参考書を1冊購入し、過去問を解く前に取り組みました。これは問題に慣れるということ・リスニング力の向上といいことしかありませんでした。また問題を解く中で、どのパートが自分の強み・弱みなのかを把握することができました。

ですから自分が自分が苦手、特にリーディングとリスニング(ライティングは後で対策でOKです)のどちらか苦手・不安な分野があれば先に取り組んでおくのも良いかと思います。

・各セクションの点の取り方を決めておく

次に各セクションの点の取り方を自分の中でパートごとに決めておきましょう。ここまで細かく行うことで合格率が跳ね上がると思います。ここを決めておくかどうかが合格の分かれ目になるかもしれません。

前述の通りリーディングは29〜30点・リスニングは19〜20点・ライティングは24点取れば合格できるわけです。

ここから逆算していきます。

①リーディング:語彙パート25点・長文パート(Part2:6問、Part3:10問)で構成されています。
この中でやれば確実に取れるところは語彙パートになりますね。なので私は語彙パートを22〜25点を目標にしました。

すると後の16問で4〜7問取れば合格点に達するのです。言い過ぎかもしれませんが事実ですし、これくらいでいいんだという気持ちが難しい試験では大事になってくるのです。つまり長文のPart2を全問正解してしまえば合格点に届くことが有意に考えられます。

しかし私はリスニングが苦手ですので、そこで失敗したときのことを考えてもう少し余裕を持っておこうと考えました。

結果的に最低限目指す得点は語彙パート:22点、Part2:4問以上、Part3:5問の31問になりました。これはあくまで最低限ですので調子が一番悪いときです。本番で目指す点はもちろん満点ですが、本番で焦ってしまったとき最低限の目標を持つことが大事になります。これによって例えばPart3が全然わからないというときでも、Part3は半分間違えていいんだから、語彙やPart2に時間をかけようという切り替えができるのです。

②リスニング:Part1(10問)、Part2(10問)、Part3(5問)、Part4(2問)で構成されています。
私はリスニングが苦手でしたので、ひとまず最低限の19点を目指す戦略をとりました。

自分の苦手とするところがPart2でしたのでPart2はミスしてもしょうがないなと思い、逆にPart1とPart4は得意でしたので落とさないように心がけようとしました。

結果的にPart1(8問以上)、Part2(5問以上)、Part3(4〜5問)、Part4(2問)で19点を目指していく戦略をとりました。

しかしリスニングパートは問題が少ない分リーディングと異なり、ミスできる問題が少ないです。そこで効いてくるのが次のライティングパートになります。

③ライティング:内容(8点)、構成(8点)、語彙(8点)、文法(8点)で構成されています。
ライティングは24点を取ることが最低限の目標になります。この24点、私が調べた感じ普通に書けていれば24点以上は割とつく感じでしたのでしっかり対策すれば大丈夫だと思いました。

また詳しい参考書については後々述べますが、ライティングは素点1点に対するCSEスコアの伸びが一番大きいのにも関わらず、高得点がとりやすいということも分かりました。

つまりライティングは英検受験者にとっては点の取り所なのです。私自身、英作文は大学受験も経験せずほとんど書いてきていませんがしっかりと対策すれば取れるようになっていると分かりました。

そこで、24点を取れば合格できますが、対策をする上では26点以上は取れるんじゃないだろうかという対策をしました。普通に成り立っていると24点ということでしたので、ガチガチに対策していき、リスニングでミスした場合のリカバリーに当てようと思いました。

そこで各採点パートを6~7点以上を目指す、24~28点以上を目標にしました。これは多くの受験者の方が、ライティングはとりやすいなどの記事を沢山出していましたし、使用している参考書がほとんど同じでしたので十分にできると思ったからです。

ここから先は試験で上の点数をどのようにとっていくのかという具体的なアプローチについてお話しします。参考書だけでなく、本番のテストに向けたコツなども記事にしていますのでぜひご活用していただけると嬉しいです。


実際の勉強内容

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