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ジェンダーギャップ指数 日本125位どうすれば上がるのかな?

さて今回は2023年ジェンダーギャップ指数が125位と過去最低になってしまった問題について少し書こうと思います。

正直に言うと、女性キャリアについて考えるようになる前、つまり2年前まで「ジェンダーギャップ指数」と言う言葉も知らないし、興味もありませんでした。
なのでキャリアアップについて向き合うことで知ること、興味が少し増えたと言う事ですね。

やはり興味を持つと視野が広がり、見える世界が少し違う。それだけでも女性キャリアアップについて考えてよかったのかなと思います。
では本題に入る前にジェンダー指数とは??からはじめます。

<ジェンダーギャップ指数とは?>
・男女の格差を0から1の指数で評価されます。
  ➡️0に近いと男女格差がある
   1は男女完全平等となります。
・「経済」「政治」「教育」「健康」の4つの分野がある

<各分野別指数項目>
【経済】
・労働参加率
・同一労働に対する賃金
・推定勤労管理的職業従事者
・管理的職業従事者
・専門技術の男女差
【政治】
・国会議員の男女比
・閣僚の男女比
・過去50年の首相の男女比
【教育】
・各国の人口の中で、文字の読み書きができる人の割合
【健康】
・出生時の男女比
・平均寿命・健康寿命の男女比

さてここからは今年の数字について振り返りましょう。

詳しくはこちらの記事を見て見て下さい!!
平均値を下回ったのは、経済と政治です。
どちらかというと経済よりも政治が断トツ平均を下回っています。

【経済】0.561(123位)
労働参加率の男女比 0.759(81位)
同一労働における男女の賃金格差 0.621(75位)
推定勤労所得の男女比 0.577(100位)
管理的職業従事者の男女比 0.148(133位)


上記の結果より、経済項目は全ての項目が結構順位が低くてびっくりしますね。
経済の指数を大きく上げるには管理的職業従事者の男女比の項目を大きく伸ばす必要があるのがわかります。

よって女性管理職を一つに指標として、国が目標としてかかげるのでしょう。

個人的にはここまでの数字を見ると、ジェンダー指数をあげるためには・・・

2つあるのかなと思います。それぞれ書かせていただきます。

①とにかく政治でしょ!!って思ってしまいます。


経済はそれでも平均より少しダウン。
政治は平均からも大きくかけ離れています。

女性政治家が増えることはなかなか難しいんですね。地方には女性議員ゼロの議会がたくさんあると聞いて、まだそんな時代なことに驚きました。
先日、上野千鶴子先生の講演で、もしあなたが立候補したい、政治家になりたいなら、誰にも相談するなというアドバイスがありました。
女性が政治家になりたいというと、まずパートナーが反対する。周りが反対する。そういう世の中であることを知っておくことが大切。
だからこそ、女性の政治家にはシングルマザーの政治家が多いと。

そして、岸田総理大臣は政府の男女共同参画会議で、最上位の上場企業の役員に占める女性の比率を2030年までに30%以上にする目標を示し、関係閣僚に具体策の検討を指示しました。
上場企業に目標を示すならなぜ政治の目標を立てないのでしょう。
せめて両方に対して重きを置いて欲しいですね。

政治に女性が増えれば、色々な制度が今の時代にそぐわないことがわかり、変化が起きるのではないでしょうか。
育児をしながら働くことが難しくない世の中に少しでも近づけば良いなと感じます。

・小学生3年生までしか学童に入れない地域はまだまだたくさんあります。
・夏休みの子供の居場所は?学童なしで小学生がこの暑い夏に子供だけで安全に過ごすことはできるのでしょうか。
・サラリーマンからどんどん税金を集めているこの国。給料を上げろと賃上げを唱えてくれるけれども、社会保険料も上がっていて、結局手取りの給料はなかなか増えません。

どうすれば日本は良くなれるのだろう・・・子供が子育てをするときが不安ですね。
かといって何をどうすればよいのか。理想の政治家の意見はあんまり聞けず、相手の批判ばかり。選挙には必ず行くけれど、誰に入れても変わらないのかなと言う気持ちもありますね。

他の国について今度は勉強したりすることが必要なんですね。
今後の私自身の課題です。

②経済の男女格差をなくすには育児・家事を男性が積極的参加が必須!!

男性が女性を養うべきという昔からのイメージが強い。そんな教育をずっと受けてきて育っています。

私は中高一貫の女子校で育ちました。
自立した女性になりましょう!という教育を受けてきました。
とても鮮明に覚えています
離婚したくても、女性は自立していないとなかなか離婚もできない。
それが現実です。
自立していれば、自分の意思で離婚ができる。

そんなこと教えるの?と思いつつ、自分の人生を自分で決められない、相手に委ねるのは嫌だなと思ったのを覚えています。

そして自立した女性になりたいなと思いました。
そこはラッキーだったのかなと今なら思えますが、当時は女性ばかりの中に息苦しさや、恋したいなとか青春に少し憧れもありましたが・・・

なので、ずっと働くと言うこと、専業主婦にはならないと言う意思が私にはありましたが、キャリアアップとかまでは正直考えてなかったですね。

ただ今キャリアアップの勉強をしようと思い2年目ですが、

女性のキャリアアップは結婚してしまうと、夫の協力がないと中々できません。
研修を受けたくても、男性は既婚者であっても相手の予定も確認もせず受講できますが、女性は子供の世話を頼む人を依頼したり、夕飯の準備をしたり、夫の許可のもとやっと研修を受講できます。

やはり、共働きでは夫の理解あって初めて女性は仕事に力を入れることができます。男性の意識こそ変えることが何より大切なんだと私は思います。

さもなければ、女性は仕事も子育ても両方を100%頑張ることになってしまいます。
今まで男性が仕事に100%力を入れることができた人と同じように取り組むことを求められたら、楽しい!!と言う気持ちはなく、疲弊しかしないし、子供へしわ寄せが行ってしまいます。
そして、キャリアアップしなくて良いと感じてしまいますね。

楽しく子育ても仕事も男女が共に取り組める世の中になってほしいなと私は思っています。子育ての楽しさ、をもっと男性には知ってほしい。女性は安心して仕事の楽しさを感じられる社会になるといいですね。

今回は色々調べながら、書かせていただきまた。
こういう繰り返しが知識を積み重ねたり、視野を広げるきっかけになれば良いなと感じています。






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