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HatchEdu 参加者体験談

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HatchEduは教育プロジェクトを立ち上げたい人と、教育をプロボノとして支援したい人のプログラムです。HatchEduを通じて、自分の思いをプロジェクトとして目に見える形にした… もっと読む
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「ビジネスパーソンがもっとソーシャルセクターに参画したら、社会はよくなっていくはず」

Hatcheduでは、教育アクセラレーター・プログラム参加団体に対し、プロボノ(スキルを持ったボランティア)の方のご紹介も行っています。参加団体のひとつKids Code Clubでは、2022年10月から12月にかけて、6名の方が3つのプロジェクトにプロボノとして参加。そのうち、ファンドレイジングプロジェクトで寄付募集ページの作成に携わった福田智史さん、横山かよ子さん、名城政秀さんにお話を伺いました。 ◉福田 智史(ふくだ・さとし)さん エンジニア、ウェブディレクター、ウ

海外から教育団体をプロボノ支援!想定外の出会いから広がった新たな夢(教育プロボノ支援コース体験談)

御林 友希さん(HatchEdu - 2021参加者) ー「チームの一員として、新しいプログラムをつくる楽しさを実感しています。」 HatchEduは、2020年にスタートした、教育プロジェクトを新たに立ち上げたい人と教育をプロボノ支援したい人のためのプログラムです。2021年春に開講した第2期では、HatchEduを通して、参加者はどのような学びを得たのでしょうか。今回は、教育プロボノ支援コース(通称:Bコース。以降、Bコース)で、受け入れ団体「NPO法人 Silent

国家公務員2年目のブレイクスルーを作った教育現場でのプロボノ体験

「子どもの自己肯定感という目に見えないものを指標に落とし込んで可視化し、その重要性を広めていきたいと強く思うようになりました。」 ー曾和 小百合さん(国家公務員 今回は、国家公務員として働きながら、「NPO法人 Learning for All(LFA)」の活動にプロボノとして参加した曾和小百合(そわ・さゆり)さんにお話を伺いました。 どこに生まれても教育の機会が保障されている社会にしたい曾和さんは社会人2年目の若手公務員。プロボノ先として選んだのは、貧困家庭の子どもの居

仕事しながらスポーツ教育を”プロボノ”支援。2人が語るプロボノの魅力と

今回は、「NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ」の活動にプロボノとして参加した横田直道さんと山口紗都美さんにお話を伺いました。 人生のテーマは「スポーツを通じて社会の課題を解決する」 (横田さん) ーおふたりとも、もともと「スポーツ×教育」に関心があるということで、HatchEduでは「NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ(以下、SCI)」の活動に参加し、スポーツを通じて「勝利」と「人間的成長」の両方を目指すコーチング・メソッド「ダブル・ゴール・コーチング」の

下北沢の「次世代型学生寮」で、高校教員がプロボノ体験。運営の相談に乗るだけで役に立つことができた

「 現場の知見や経験を活かすプロボノ 」 ー高田修太さん(一般社団法人HLAB) 山本富夫さん(慶応義塾高等学校 教諭) 今回は、本業として高校教員を務めながら「HLAB」の活動にプロボノとして参加した山本富夫さんと、受け入れ側となったHLAB共同創設者・COOの高田修太さんにお話を伺いました。 高校生向けの寮生活のルールをつくる ー「HLAB」は東京・下北沢で、高校生・大学生・若手社会人までが寝食をともにする日本初のレジデンシャル・カレッジ「SHIMOKITA COL

マーケター、コンサルタント、アナウンサー。専門知識を出し合って教育に関わる”大人の部活動”の魅力とは

今回は、元NHKアナウンサーの田中泉さんと、ご本業では消費財マーケティングを専門にされている竹田美樹さんに、教育プロジェクトでのプロボノ経験についてお話を伺いました。対談当日のファシリテーションは、コンサルタントとして働きながら教育NPOで理事・プロボノとして関わった経験を持ち、現在はHacthEduのスタッフでもある石井雅紘が務めました。 (以下、敬称略) 場所が変われば、教育も変わる 石井:まずは私から自己紹介をさせていただきますね。大学時代に自分のキャリアを考える

解散寸前からの復活。 プロの力を結集して実現した新たな資金調達と「3倍速の成長」とは?

HatchEduの「教育アクセラレーター」プログラムでは、教育団体を対象に成長加速支援を無償でご提供しています。 2022年の「教育アクセラレーター」参加団体である 一般社団法人Kids Code Club(キッズコードクラブ) の石川麻衣子さん(代表理事)、川添浩司さん、山本奈穂子さんに、HatchEduとの協働体験について振り返っていただきました。 Kids Code Clubのめざしていることや活動内容は前編をご覧ください。 HatchEduへの参加をきっかけに、

新しい教育の形をつくろうとしている人がいる。商社から転職するきっかけとなった出会い

「いまの教育セクターではビジネス領域での経験やスキルが必要とされていると気づいて、転職する勇気が湧いてきました」 ー坂江裕美さん(現職:教育系企業役員、前職:総合商社) 坂江裕美(さかえ・ひろみ)さんは、総合商社に勤務していた2020年、全寮制インターナショナルスクール学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン(以下、ISAK)の新規事業立ち上げプロジェクトにプロボノで参加。その体験がきっかけとなって、教育系企業に転職に繋がったお話をお伺いしました。 プロフ

教育団体で「プロボノ」をしながら、自身の夢についても背中を押してもらえた

「ちょっとでもきっかけがあったとき、その機会を生かしてイニシアチブをとって動けば、その勇気を受け止めてくれるコミュニティだと思います」ー岡部 瑛美さん(現職:人材系ベンチャー、前職:教員) 今回は、教員やベンチャー企業での勤務経験を生かして「一般社団法人Education Beyond」のプロボノに参加した岡部瑛美さんにお話を伺いました。 目指す世界に共感できるプロジェクトに参加 岡部さんが参加したのは、 一般社団法人Education Beyondの資金調達プロジェクト

教員も学校の外に出てみよう。生徒に還元できる体験ができるはず

「HatchEduは自分の殻を破ることができるプログラム。 生徒たちに還元できる取り組みも生まれました。」ー 大山 紘平さん(教員) 「ライフイズテック株式会社」のプロジェクトに現役の学校教員としての経験を生かし、プロボノとして参加した大山紘平さんにお話を伺いました。 いつも「学校教育を面白くしよう」と話し合っている同僚と一緒に参加 ー HatchEduへの参加のきっかけを教えてください 大学院を卒業して、中高一貫校である公文国際学園に就職して4年目になります。今は高校

「教育×プロボノ」体験を通じてキャリアの棚卸し。自分らしい教育への関わり方も見い出せた

「自分が今持っているスキルで、教育に貢献できそうだ」ということがクリアになりました。ー佐野 晴美さん(通信系企業勤務) 民間企業での経験を生かして「ライフイズテック株式会社」のプロジェクトに参加した佐野晴美さんにお話を伺いました。 憧れていた教職。教育との関わり方を模索していたー 民間企業で働きながら、教育に関わろうと思ったのはなぜですか? 「いつか教員に」という思いはずっと持っていました。母が教員をしていたこともあり、幼い頃から教員になることが夢で、大学では数学の教員

教育格差解消に向けて、乳幼児期からできること

「HatchEduだからこそ、当事者理解を深めながら爆速でプロジェクトを立ち上げることができました」ー吉川 洋佳さん(大学生) 今回は、教育プロジェクト立ち上げコース(当時)に参加した、吉川洋佳さんにお話を伺いました。 医学生が教育課題に出会うまで 吉川洋佳さんは、小児科医をめざす医学部の6年生です。福島県で育ち、両親ともに医療従事者という環境で育つ中で、自然と医師をめざすようになったとのこと。その一方で、言語の神経基盤や子どもの言語獲得の研究に関心をもち、さらに、課外

教育事業の立ち上げ、「計画よりまず行動してみること」で得られたもの

実践すると100倍学べる。入学前に自分でプロジェクトを立ち上げる経験ができ、本当に良かったです。ー高塚 景さん(経営コンサルタント→米国MBA学生) 今回は、教育プロジェクト立ち上げコース(当時)に参加した、高塚景さんにお話を伺いました。高塚さんは、経営コンサルティングファームで4年半の実務経験を積んだ後、MBA取得を目指してハーバード・ビジネス・スクールに進学。HatchEduには、ボストンに住みながらリモートで参加しました。 「まず始めてみよう」と背中を押してくれるプ

思いだけではもう前に進めない!「一歩外の仲間」と乗り越えた創設6年目の壁

HatchEduの「教育アクセラレーター」プログラムでは、教育団体を対象に成長加速支援を無償でご提供しています。 2022年の「教育アクセラレーター」参加団体である、NPO法人サイレントボイス(大阪市)の尾中友哉さん(代表理事)、岡松有香さん(「デフアカデミー」事業責任者)、井戸上勝一さん(事務局長兼「サークルオー」事業責任者)に、HatchEduとの協働体験について振り返っていただきました。 ろう・難聴者の「子どもの頃に教育支援を受けられていたら」という声を聞いて、教育