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#日本酒アドベントカレンダー という素敵な機会をいただいたので、わたしと日本酒の出合いをちょっと記しておこうと思う。

日本酒を最初に飲んだのは、確か大学生のころ。
酒豪の両親に育てられた私は味もわからずただ酔うためにガブガブ飲んでいたっけ。

それが日本酒をまじまじと「美味しい」と感じ、ちゃんと「学びたい」と思ったのは24歳頃、大学卒業後地元の居酒屋に勤めて1年くらい経った頃だったかなあ。

勉強のため、と東京・高田馬場にある「真菜板」さんに行ったときのこと。
銘柄なんて知らないし、純米酒とか吟醸とかそんなことも知らない若輩者だった私に、大将が勧めてくれたのが静岡にある土井酒造場さんの「開運」をお燗で、だった。確か特別純米だったと思う。

土井酒造場さんHPから拝借しました 開運 特別純米

燗酒なんて悪酔いするだけ、、、と思ってた私がちびりと舐めるように飲むと、華やかな香りが甘く口いっぱいに広がった。

「初めて飲むんだったらお祝いの酒じゃないとね」そう言われたと思う。

それまでの燗のお酒は、安い居酒屋でレンジで火傷しちゃうほど熱々にされたものばかり。とにかく酔いたいだけの若者だった私は、燗酒をあびるように飲み、ふらふらになってぶっ倒れ、意識も鍵や携帯や財布を失くすような失態も…
熱々すぎて揮発したアルコールが気分を悪くさせていたし、お水も飲まずお酒を粗末にするような飲み方してたんだと気づいたら、なんだかとっても恥ずかしくなった記憶がある。

開運を皮切りに、お料理と一緒にゆっくり楽しむ日本酒を大将や近くに座っていたお客さんから教えてもらった私。

福岡に戻った私は、もっとお酒のこと知りたい!!と福岡県の酒蔵の皆さんが開催していた「お酒の学校」の11期生としてお酒を学び ”福酒なでしこ”になったのでした。

最近飲んだのは福岡・山口酒造場の庭のうぐいす

福岡は焼酎のイメージが強いけど、本当は酒処。
愛のある酒蔵さんばかりだし、どこも特徴あって美味しい。

最近はラベルもどんどんオシャレに可愛くなっていて、プレゼントにもぴったりなので福岡のお酒も手に取ってみてほしいな。
また福岡のお酒については別の機会に☺️

・・・

※高田馬場にあった真菜板さんですが、調べたところ、今はなんと鳥取に移転しておうどんと日本酒のお店になっているみたいです。
鳥取も行きたい県のひとつ。移転先にも寄ってみたいー!!



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