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できることは何か

【緊急事態がなかったら、こんなことやってなかった…プロジェクト構築リアリティーショー】37日目

平日12:10からの15分レッスン、7月はお試し期間にて無料開催!はたらく人のためのヨガ「はたよが」がお届けする、おひる12時10分から15分のヨガタイム

福岡も激しい雨が降り続いています。

安全な場所にいても不安な気持ちになってしまいます。


3年前、2017年九州北部豪雨の際の現地状況です。

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被災中心エリアに友人が住んでいたこともあり、被害発生から9日後の14日に現地に入り泥かきの作業ボランティア、避難所でのヨガレッスンを実施しました。

暑い中での泥かきは2-3時間でぐったりする重労働です。被災地では毎日重労働の日々が続きます。

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避難所ではヨガマットを用意できるわけではなく、資材として積み上げられていた段ボールをマット代わりにしました。1階が避難所になっている学校の上階にある体育館にスペースをお借りして、すべて即席で行いましたが、小学生から70歳台の方までご参加いただきました。

避難生活の合間のひととき、ストレスケアになればと現地に向かいましたが、数々の感謝の言葉を頂き、逆に「何かできることはないか」という自身の気持ちの前のめりではなかったか、と葛藤した瞬間もありました。

当時のブログにこのように綴っていました。

印象に残ったのは、
ヨガへの参加を呼びかけた際、「私が参加していいんだろうか」という
支援する側にいる方の声。
もっと大変な人がいるのに、私は家が流されていないのに、
住む場所もあるのに、申し訳ない、と遠慮されているのです。
私が知る支援者の方、
休みなく稼働していらっしゃいます。
少なくとも日常の生活ではない状態で、
泥かきや炊き出し、それぞれの持ち場で支える仕事をこなしておられます。
疲れが蓄積しているのには間違いない。。。
最前線で支える側にいる方を「さりげなく」支える存在の重要性、
強く感じました。

危機の現場、特に直後は「休もう」という会話が交わせない空気があります。休みなく緊張状態が続く現場、そんなときに少しでも私たちができること、ヨガでできることがないか、と今回も考えたりしています。

はたよがのひるよがはオンラインでお届けできます。

避難所にwifiとスマホとスペースがあれば、1日の習慣の一つになるかもしれない

支援されている方の休息のアイデアとして、かたわらにおいて頂けないだろうか

そんな想いが今、自分のなかにあります。

実は、泥かきのお手伝いにいった先のご家族が災害の1年後にお亡くなりになりました。60台の女性でご家族で経営されていた事業を再建中だったとお伺いしています。詳しい原因は存じ上げませんがストレスが一因のご病気だったというお話も。その後、何度かお伺いしたヨガレッスンにも参加頂いていた方でしたので、残念です。おこがましいですが、ストレスケアの側面で何かできることがあったのではないか、と思ってしまいます。

現場にどう届けるか、現時点では積極的に検討できる段階ではありません。15分のヨガがある、という情報が届き、気づいてくれる方がいたら、と思います。ヨガが必要な方に届いて、緊張をほどき、体調を整えるツールになれば、そっと寄り添うことができれば、と願いながら今週も配信を継続します。

このような状況も踏まえ、無料配信は継続したいと考えています。

無料配信を継続できる仕組みを構築して参ります。


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