『らん』について今考えていること。

文章にすると思考が整理されるので、一度、思いつくままに書いてみます。

もう一度、秦組本公演として『らん』をやりたい。
『らん』のエピソード0として上演した『月の谷』『赤い石』の再演も同時にやりたい。
『らん』と『月の谷』『赤い石』の間に『続・月の谷』『続・赤い石』(続編にもきちんとタイトルをつけますが)の2作品の構想が既にあるので、それも新作として同時にやりたい。

なので、全5作品を、改めてひとつの『らん』という一つの作品ということにして、

『らん』
第一章『月の谷』 
第二章『赤い石』
第三章『(未定・続・月の谷)』
第四章『(未定・続・赤い石)』
最終章『(最初の『らん』。タイトル難しい)』
ということにするのはどうだろうか。

(可能なら、長編小説としても改めて書き下ろしたい……)

一挙に上演するとおそらく12時間くらいになってしまうので、たとえば土曜日は第一章から第三章、日曜日に第四章と最終章、みたいな形がぎりぎり現実的だろうか。
客席でお弁当を食べても大丈夫な劇場を予約して、通し券でご覧になられているお客様は、いちいち劇場外に出なくても良いようなシステムとかどうだろうか。
ちなみに、第一章と第二章はどちらを先に見ても大丈夫だし、第三章と第四章も、どちらを先に見ても大丈夫。なので、平日は、第一章と第三章でマチソワ、第二章と第四章でマチソワ、みたいなカレンダーにして、最終章がソワレにある日は、マチネはお休みにするとか?
2時間越えの作品を一気に五作品同時となると、俳優部も音楽部もスタッフも身体的負荷がものすごいことになると思うので、もう少しゆるやかなスケジュールを考えるべきだろうか。

最高最強のキャストで臨みたいので、キャスティングにはしっかりと時間と労力をかけたい。
稽古期間を十分に取りたい。なるべく、全員稽古の時間を多く取れる体制でやりたい。また、極力「代役」無しの稽古でやりたい。
これが『らん』の完成形だ、というものをきっちり残せるよう映像収録もしたいし、外国語字幕をつけて世界に向けて発信したい。
劇場は、今の所、イメージはない。前進座は花道があって最高だったなあという記憶はあるけれど、花道をマストとは今の所考えていない。

公演時期は、2025年を目標にしたい。でも2026年にすることでより素晴らしい『らん』になるのであれば、それでも良い。

文章にすると思考が整理されるので、一回、思いつくままに書いてみました。

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