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#2□☆本当の貧困の話をしようを読んで

どうもハタショーです!

今回は石井光太著の「本当の貧困の話をしよう」という本を読んだので要約したいと思います。
この要約を見て貧困について少しでも興味を持ってくれると嬉しいです😊

1.日本の貧困について

まず皆さんは日本の貧困と世間のイメージが違うことをご存知ですか?

貧困っていうと「スラムで暮らしていて電気とか水道が無くて非衛生的な所に住んでいる人のことを言うんじゃないの?」と思いますが、それは「絶対的貧困」と言います。

じゃあ日本の貧困は?と思いますが、日本の貧困は「相対的貧困」と言います。相対的貧困は絶対的貧困と違い生活はある程度できるが、低収入から困難な状況で生活している人々を指します。現在日本では7人に1人が相対的貧困で苦しんでいます。
 

2.貧困になる仕組み

相対的貧困になる人は主にこの順序でなります。

貧困家庭で子供が生まれる
→塾へ行けず学力低下
→中卒、高卒の学歴しかない
→非正規雇用で働くことに
→貧困家庭になる

という風に貧困になるとほぼ無限ループの状態になってしまいます。そのため生活保護世帯の4分の1は大人になっても受け続ける状況になります。

3.貧困が起こす問題

そんな貧困ですが、この状況になると主に3つの問題を作ってしまいます。

①子供の自己肯定感の減少
貧しい子供達は学校では学力の差を見せつけられたり他の人と同じゲームなどの遊びが孤立することにより自己肯定感を無くしてしまいます。
それにより「何をしても無駄」という気持ちになり引きこもりや最悪自殺などの問題に繋がってしまいます。

②薬物依存
薬物は学校でも何回か講演を聞いて危険なことを知っていてもやってしまう人もいます。なぜやってしまうかというとそれしか楽しみがないからです。薬物をやることで自分はなんでもできるという気持ちや心から笑えることができるため、結果的に依存症になってしまいます。

③非社会勢力との関わり
非社会勢力の何割は貧困と言われるほど貧しい人が非社会勢力に参加することもあります。
また「貧困ビジネス」と言う貧困者を支配し住宅費や生活費を奪うことや病院と結託し診療報酬を国から奪うということに貧困者が利用されることになります。

4.日本の貧困を解決するために

貧困を解決するためにには以下ような取り組みが大切になってきます。

①社会の無関心を無くす
貧困は様々な要素が絡み合って起こっているため、一概に自己責任で済ませられません。そのためまず私たち1人1人が貧困について興味を持ち貧しい人と協力することが大切です。

②地域での取り組みの充実
今年から高等教育の無償化が始まるなど国の福祉は整いつつあります。しかし、まだまだ問題はあるため、子供食堂や無料塾などそれを地域で取り組み解決に向かうことが大切です。地域のメインはその地域に住む人です!

5.まとめ

孫正義さんやクリスティアーノ・ロナウドさん、安室奈美恵さんなど子供の時に貧しくても成功した人は沢山います。しかしその人たちは本人の行動力に加え周りのサポートがあったからこそ活躍しているのです!そのため貧困を解決するために多くの人がサポートする社会を作っていきましょう!

今回の記事を読んだことをきっかけに貧困について興味を持ってくれる人が少しでも増えることを願います。また、解決するため自分も頑張っていきます👍

ではまた!

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