スマホやiPhoneはもう進化しない?
企業経営の名著『イノベーションのジレンマ』では破壊的技術と持続的技術が語られています。
破壊的技術とは市場を一変させる技術のことです。カメラ市場を具体例として見ると、以下の流れとなります。
①フィルムカメラはデジカメという破壊的技術により衰退
②デジカメはスマホやiPhoneという破壊的技術により衰退
フィルムカメラやデジカメを作る会社は顧客の声を熱心に聞き、容量を増やし軽量化を進めました。このような企業努力の積み重ねを持続的技術といいます。
残念ながら持続的技術に重きを置いた結果、破壊的技術に追いつけず衰退してしまったということです。
そして、「スマホやiPhoneの次にくる破壊的技術は何か?」という疑問が浮かびます。
現在スマホやiPhoneの進化は鈍化し、容量を増やすかカメラの解像度を上げるかといった点しか進化がありません。持続的技術に囚われているといえます。
私の予想ではウェアラブル端末が次の破壊的技術となります。
タッチ操作を必要としない体内埋め込み型の端末が徐々に発表されており、実用化も進んでいます。
カメラは体内埋め込み端末により、記憶とリンクしていくでしょう。
今まで記録出来なかった個人の身体的体験や喜怒哀楽といった感情も記録が可能になってきています。
感情の記録に取り組むNECの実例はこちらで参照してください。
あらゆる分野で破壊的技術はゆっくりと着実に芽を出しています。
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