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続けること

 先週からこれを書いております。

 これは目的もなく、ただ書くだけの記録です。私が一緒に本を作った衆議院議員の小川淳也さんが、今、定期的に開いている私たち一般の人との対話集会。その記録です。ただ、黙々と、淡々と記録していこうと思っています。たぶん、民主主義の記録だから、そこでどんな対話がなされ、どうそれが育っていくのか?いかないのか? それを見つめたいと思っています。

 育つ育たないのは小川さん側の問題ではなく、私たち側のことです。私たちが「小川さんの開く政治家との対話集会」というプラットフォームで、何を考えて、何をしていけるのか? それを知りたいと思っています。

 とはいえ、目的もなく(特にお金も得ず)書くのはなかなか面倒ではあります。それでも、それを続けられるのか? 自分への挑戦というか、自分が民主主義を真剣に考え続けられるか?の問いかけでもあります。

 昨日、シンガー・ソングライターの浜田真理子さんが、「おおさか人権フェスタ」でやったライヴをオンラインで見ていました。

ここで、しばらくは見ることができます。とても、とても良かった。

 なのに、見ている間、視聴している人はほんの少ししかいなくて、もったいなかった。それでも、真理子さんはそんなことお構いなしにいつも通りに、歌っていた。ピアノを弾き、歌う。ただ、ただ、その小さな手で、なんともいえない、味わいのあるピアノの音色を響かせ、ピアノと寄り添うように、離れたりしながら、歌う。

 真理子さんはOLをしていた30代のときにCDを作ってインディーズ・デビューをして、あまりの素晴らしさに瞬く間に注目を浴びて、「情熱大陸」に取り上げられたりした。しかし、人が人に熱狂するのはまあまあひと時であり。でも、その後も、変わらず人生は続くのだから、真理子さんはそこからもずっと歌い続けてきている。昨日のようにお客さんが少なくても。

 続けるってこういうことだなぁと思った。続けることは本当にすごい。

 そういえば、ananに、スモ友でもある古屋さんが書いた、間垣親方@愛する白鵬のインタビューがあり、そこで「プロである限り、楽しいことは一つもない、と思っていました」という名言があるんだけど、それでも続けてきた人の偉大さに震えた。

 続けなくては。続ける。続けます。

 しかし、続けるって、あきらめない、ってことだよな、と思う。あきらめないって、私が、その、小川さんと本を作ることになったきっかけの言葉だ。ぐるりと一周して、戻ってきている。

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