見出し画像

『すごいおいしい』は市民権を得るか?

当noteにアクセスしてくださったあなたは「すごいおいしい」という言い方をしますか?

説明するまでもないとは思いますが、「すごい」は形容詞で、「おいしい」という形容詞を修飾する(度合いを強める)働きをするのは副詞(「すごく」)なので、「すごくおいしい」という言い方が文法上のルールに則って(のっとって)いることになります。

テレビ番組で出演者の発言の字幕(スーパー)を出す際にも、もし「すごいおいしい」と言っていても「すごくおいしい」に直しています。これはニュース番組などはもちろん、くだけた雰囲気のバラエティー番組などでもかなり徹底されています。

でも、私自身、「すごいおいしい」は使うことがあります。年齢帯にもよりますが、「すごいおいしい」が多数派の可能性があるのではないでしょうか。

個人的には、「すごいおいしい」という字幕もそろそろ許容してもいいのではないかと考えていますが、市民権を得るのはいつごろになるでしょうか…?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?