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ライターhの自己紹介

noteも放置したまま。ちゃんとやろうと思い、自己紹介から始めたほうがいいというのを知り心機一転! 

わたしのキャリアの始まりは編集プロダクションです。新卒でカード会社に入社したけど、つまらなくてすぐに辞めることを決意しました。報道とか伝える仕事に憧れを持っていたけれど、本当に自分がそれに適しているのかわからなくて、会社に通いながら1年間、バンタンの編集者講座に通いました。やりたかったけど、就職試験でことごとく落ちたから、自分に自信がなかったのだと思う。だから大金叩いてでも、やる気があるのか、頑張れそうかを知りたかったのだと思います。バンタンでは、自分たちでフリーペーパーを作ったりして今思えば本当によくやった。会社のロッカールームで取材先の東京ドームシティに電話をかけたときのドキドキ感は、今でも覚えてます。

これならやれそう!やりたい!と思って2年目でカード会社は退社。いくつかの会社に履歴書を送って入り込めたのが、non-noやMOREといった集英社の雑誌で美容タイアップ制作をしていた編集プロダクションでした。たばこスパスパ吸ってる先輩達がちょっぴり怖かったけど、キラキラした化粧品をみて、発表会?何かの素敵な会は!?みたいな、毎日が新鮮で勉強でした。原稿が終わらなくて、ダメ出しくらって、家に帰れなくて会社の椅子で寝るのも楽しかった。でも、広告的な仕事じゃなくて、自分で企画を立てる編集者になりたいという気持ちはどんどん募るように…。そんなとき、バンタン時代の先生の紹介で『素敵な奥さん』の編集部員になるチャンスを掴みます。やりたいことは、ファッションや美容だったけれど、編集者になれるなら!と入社しました。

『すておく』は、お金や料理、節約、家事コツといったド実用雑誌。当時は25歳とかだし、実家暮らしだし、料理さえ興味なし。そのうえ、頭の使い方はそれまでの編プロとは全く違う。企画さえちゃんと立てられなかった。特になかなか厳しい先輩のもとにつくことになり、ビクビクしながらもものすごく鍛えてもらいました。ちょうど2年ほど経った頃、新聞で新雑誌創刊にあたっての社員募集をみて応募。それが『GINGER』という雑誌でした。

ファッション誌の経験ゼロ。自分ではお洒落なつもりだったけど、今考えればダサかった私が、どうして入れたのか、正直今も謎ですが、たった4人という部員枠の中に入り込めました。

編プロ経験から、私の担当は美容班。班と言っても4人しかいないから当初はひとり。とりあえず、挨拶回りにブランドに行きなさいと、広告部がいく際について行ったのかな…。もはや記憶はうろ覚えです。とはいえ、創刊号ではすでにいくつかのタイアップが決まっていて、それを任される&美容企画&ヘアカタログブックイン&読み物と料理連載の担当になった記憶があります。先にも書いた通りに、ファッション誌の経験はゼロ。正直、ファッション誌の美容記事というものをどういうふうに組み立てていいかさえわからなかった。撮影の際だって、バタバタしていて飲み物とか買いに行けてなければ、何してんの?って呼び出されるし、企画案とかコンテ案を編集長に見せれば、真っ赤っか。何これ?みたいな感じで冷たくあしらわれたし、とにかく毎日、ビクビクしてました。今思い出したら、心臓がきゅーってなります。けっこうなトラウマです。でも、その後、副編集長が入ってきたり、私自身も同僚の力を借りて少しずつコツを掴んで、自分自身も成長を感じるようになりました。そんなこんなで丸6年ほど経って、独立することを決めたのです。

どうしてフリーになろうと思ったの?って聞かれること、しばしばあるのですが、なんとなく最初からこの仕事についた時からそうは思っていました。雑誌が大好き〜!ってわけでもないので、編集長になりたいと思ったこともないので、いつかはひとりで食べて行って、自分の名前で仕事したいなとぼんやり考えていたように思います。そのための修行を、編プロ、すておく、GINGERと積んでいったイメージです。

現在は、ヘルス&ビューティ分野でフリーランスのエディター&ライターとして雑誌などで記事を書くほか、ブックライターとして本の構成&執筆のお手伝いもしています。好きなことは、マインドフルネス、スピリチュアル、ファッションというかお洒落と、明るいうちからゆるゆる飲むこと。美容は好きというよりも壮大な人体実験として面白いなと思っています。なので、すぐにやるし、すぐに飽きる、健康オタクです。

noteでは、私が仕事を通じて知った情報や、感じたこと、面白いと思ったこと、いいなと思うことをシェアできればなと思っています。これまでは、取材したことを代弁するように、誰かの言葉の通訳者みたいな仕事の仕方をしてきました。でも、もう少し自分軸で書いてみたいなと思っています。私自身が気づいていない、自分が好きなこと、得意なことが、この場を通じてクリアになっていけばいいな、それが誰かにとっての有益な情報だったり、言葉になるといいなと思っています。

どうぞよろしくお願いします。




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